つぶやき

某所で神託をしています。

拝殿閲覧

さて、年に二回ほどしか中には入れないという拝殿閲覧。

日光東照宮の物と同じ物で、珍しい顔料が使われているという

拝殿内の様々な装飾を直に見たかった私、

ワクワクしながら井伊神社へ行ってみると

 

 

 

 

 

 

あれま、貸し切り!??(・・;)

 

 

 

 

私と入れ違いで出ていったおばちゃん達がいたのですが、

私の前後に人はいなかったため中をゆっくりと見る事が出来ました。

入り口にいたお兄さん方二人が、

「一番奥まで入っても大丈夫ですよ^ ^」と仰るので

遠慮なく一番奥まで入り、写真を撮らせていただく事に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うわぁ………この距離!感動!!(*´;ェ;`)

神様方、井伊家の方々、ありがとうございます!

 

 

 

 

素「………色々とツッコミ所満載だなぁオマエ。(笑)

祀られてた本人がココに居るのに(;)

 

 

 

私「それとコレとは別でしょ!

……でも、さっきあの人達が言ってた事を聞いてちょっと笑えたかな^^;

普通の人には解らない事だからしょーがないんだけど

 

 

 

井「あき殿。その、『普通の人には解らない事』が解る時点で

お主は拙者よりいみじき者でござるよ。」

 

 

 

私「ねぇ………頼むから『殿』はやめてよ、直政さん(Д;)

 

 

 

井「ならばお主も拙者を直政と呼ぶが良い。

お主が拙者に敬称を付けている内は拙者も『殿』と呼ぼう。」

 

 

 

素「………あきよ。」

 

 

 

私「ハイ?」

 

 

 

素「直政は、お前が『直政さん』って呼ぶ度に

それと同時に入ってくるお前の『画』が気になってんだよ(笑)

呼んでるのは自分なのに才蔵の画が先に見えるのも複雑だろ。」

 

 

 

井「…………………………(汗)

拙者、笹ではござらぬよ。」

 

 

 

私「Σ(Дlll)

わわわ、ごめんて!!(汗)

だけど呼び捨てしたら直政さんもそうだけど、

井伊家の人達に何か申し訳ない気がして

 

 

 

素「呼び捨てでもお前が敬意を払ってんのは伝わってるから大丈夫だぞ。」

 

 

 

私「ハードル高いよ!(TдT)

……でも、直政さん気になるんでしょ?笹……

 

 

 

井「お主は才蔵殿の方が好きでござるか?」

 

 

 

私「イヤ確かに嫌いじゃないし、むしろ好きな方ではあるんだけど

あたしが戦国武将で好きなのは直政さんと信長さんの二人だけだよ。

あ、ごめん。康政さんとか徳川四天王の人達も好きだし

個人的には木俣さんとかも好きかも。」

 

 

 

素「……………………(;)

とりあえず『本家』参拝して、彦根駅に戻れ。

土産を物色してたらイイ時間になるぞ?

お前パレードまで見て帰るんだろ?」

 

 

 

私「あっ!そうだった!!

わ、ホントいい時間だね素戔嗚さんありがと!急ぐわ。

直政さん、話はまた後で!」

 

 

 

素「移動中でも話は出来るだろ。」

 

 

 

 

 

土産物を持ったまま歩きたくはなかったため

車はこちら側に停め徒歩で彦根駅を往復してたのですが

パレードの前に神楽の人達から頼まれたお土産を買って車に積み

見た後そのまま帰れるよう、今度は車で彦根駅まで移動。

駅周辺の駐車場に車を停めた後は土産物を物色。

その後、そこから歩いて10分ほどの所にある

スタート地点へと向かいました。

時間ギリギリで到着したのですが

素戔嗚さんに言われてなきゃ間に合わなかったなぁコレ(汗)

 

 

 

 

素「意外に人が多いな。」

 

 

 

私「ホントだねぇ。ちょっとビックリ。

あ、でも直政さんは毎年見てるんだよね?」

 

 

 

井「この距離で拝見するのは初の事でござる。」

 

 

 

私「…………!?どーいう事??(゚Д゚;)

 

 

 

素「始めの頃の俺とお前みたいなもんだよ(笑)

肉体が無いとはいえ、直政も暇じゃねーんだわ。

お前みてぇなヤツもいるからな。」

 

 

 

私「……………………………………

あー解った!なるほどね。

他にも直政さんの魂を持った人が転生してるって事ね?

素戔嗚さんの時と同じだって考えればいいのか。

んじゃ、リアルタイムで色んなもん見ててよ!

あたしなるべく色んなトコ出歩くようにするから。^^」

 

 

 

井「あいわかった、お願いいたす。

………ところで、あき殿。」

 

 

 

私「はい」

 

 

 

井「お主は健脚でござるな。

それが普段歩く(ありく)速度でござるか?」

 

 

 

私「………これでも、歳取って遅くはなったんだけどね……(;)

それに、場所次第ではすぐ右足の付け根が痛くなるからあんま歩けなくて

ん?でも今日はこんだけ歩いてるのに全然痛くないなぁ………あ、始まった!?」

 

 

 

 

 

私の出身地でも昔似たような催事はあったものの

偉人さんに敬意を払うような催事ではなく、

商店街でちょこちょこ演武披露しながらひたすら歩くという

比べ物にはならないようなお祭りだったため

そういう意味でもこの日のパレードには興味があったんですが。

 

 

 

 

 

私「………うわぁ、凄い!テンション上がるぅ〜〜!!てか意外に人が多いね。

直政さん、この人たち貴方を大好きな人達なんだよ〜!^^」

 

 

 

素「……一部の連中はそうでもないみたいだが、概ねコイツの言う通りだぜ。」

 

 

 

井「………………………

 

 

 

私「あ!何かキタ。…………へぇー!小学校単位で参加するんだ。イイな〜!

あたしもこのパレードに参加したかったわ〜。(笑)

………って、エェーーー!?(゚Д゚;)

スゲェ!子供が馬乗ってる!!あたしも乗りたーーい!」

 

 

 

素「子供か!(; ̄Д)このお祭り女め。(笑)

三谷祭りの時を思い出すな……………………

……………………………………………………

良かったな。今回は『お金持ってくるの忘れた!(泣)』

………なんて事にならなくて。まぁ、ココでは露店も無ぇしな。」

 

 

 

私「イヤあぁぁ!あんたさりげなく人の黒歴史晒さんでよ!!(TдT)

 

 

 

井「あき殿、祭りに金を持たず出立したでござるか?」

 

 

 

私「イヤそこ頼むから触れないで!(泣)」

 

 

 

素「コイツ狐のお面がカッコイイから欲しいっつって駄々こねてたんだぜ〜(≧∀≦)

子供みてぇだろ?(笑)」

 

 

 

井「お面……………(汗)」

 

 

 

私「欲しいもんは欲しいんだからしょーがないでしょ!

でもね、その話を聞いてわざわざ作ってくれた人がいたんだよ〜。^^

あ、本命キタァッ!!!!見て見て!あれ直政さん達だよ!!」

 

 

 

素「おーー。それっぽくなってんな〜。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

井「……………………………………

………………………………………

 

 

 

私「……………?」

 

 

 

おばちゃん達「直政来んね〜……あ、来た!

キャーーー!!カワイイーーーーー!!!」

 

 

 

 

 

 

 

井「……………あれは人を討ち取りに参る拵え(こしらえ)ぞ。

それを愛い(うい)と申すか現代の女子の恐ろしきことよ」

 

 

 

私「違う違う!(汗)あのおばちゃん達は、

あの甲冑を着てる中の人の事をカワイイって言ってるんだよ!

…………でもあたしも、たまに甲冑は戦の時に着るものだって事を忘れて

『カッコイイ』とか言っちゃうから一緒だよねごめん。」

 

 

 

素「まぁまぁ^^;

それこそ、お前ら武将が奮闘したおかげで

コイツら平和ボケしてるって事なんだから

色々と複雑なのは解るが、良しとしろ。

逆に考えろよ。当時のお前らってのは

現代の人をも魅了するほど認められてるって事だろが。

お前は素直に自分の頑張りが認められてる事を喜べばいいんだよ。」

 

 

 

井「そうでござるか

 

 

 

私「あれはね、さっきの顕彰式と一緒で

貴方が偉業を成し遂げたから

敬意を表して行われてるようなもんなんだよ〜^^

直政さん、今でも沢山の人に愛されてるんだね。

あたしはそれがよく解るから嬉しいよ?」

 

 

 

素「全く………全部筒抜けのはずなのにお前がそんなんだから聞こえねーんだよ!

つーかお前ら、そんなトコ(自責癖)まで似るな!(; ̄Д)

 

 

 

私「すいません(汗)」

 

 

 

 

 

ある程度の資料(笑)をバシャバシャ撮り終えたため車へ戻り、家路を急ぐ。

14時ちょい過ぎか…19時くらいには家に着けるといいなぁ(^^;;

……………がしかしココで、帰りにどうしても寄りたい所が出た私……………

 

 

 

 

 

 

私「……素戔嗚さん、ちょっと寄ってもいい?」

 

 

 

素「お前がキツくなければ別にいいぞ。」

 

 

 

井「………………………

 

 

 

私「だって。行くよ、直政さん!」

 

 

 

井「お主、如何で心得たでござるか??」

 

 

 

私「同じ魂だからかね?あたしの魂の考えそうな事は何となくでも解るんだよ。

………それで散々苦労もしてるし^^;

マジ俗物でごめん。(汗)」

 

 

 

井「拙者の方こそ、かたじけない。」

 

 

 

私「あたしがね。もし逆の立場だったとしたら

やっぱりあたしも直政さんと同じ事を思うと思う。

てか、いくら過去世の自分の望みといえど

あたしだって行きたくない所は頑として行かないから大丈夫だよ^^

あそこにはあたしも用事があるし。んじゃ行こ!」

 

 

 

 

 

 

そんなわけで真っ直ぐ家路を急ぐのではなく

ちょっと寄り道をする事に。