つぶやき

某所で神託をしています。

認識の違い。

予定を変更して、次のお話に入る前に

昨日のお話をちょっと。^^;

 

 

 

昨日、予約のお客様方が見えられる前に

飛び入りの方がいらっしゃったのですが。

この方、悪気はなかったんでしょうけど

あまりにも死者を冒涜するような発言を沢山なさるため

「見料は要りませんのでお引き取り願います」……と言おうと思った瞬間

 

 

 

 

 

素「まー、世間一般の人らの認識なんてこんなもんだろ」

 

私「……にしたって酷過ぎる!この人、人を一体何だと思ってんの!!

もう見料要らんから、…………??」

 

 

 

 

腹の底から湧いてくる怒りよりも先に、

私の口からは意外な言葉がスラスラと飛び出してきたのでありました。

 

 

 

 

「それは捉え方の問題ですよ。^^

弔う気持ちがある人に、危害を加えようとするものはそうはおりません。」

 

とても穏やかで、私とは思えない(おい)、

柔らかな口調で出た言葉に場の雰囲気が変わり

そのせいなのか、お客様も口をつぐんだ後

ちょっと反省したような感じになったため

話が相談内容へとスムーズに戻っていったのですが。

実は私このセッション、この発言から終わるまでの間

自分が何を喋ったのか一切内容を覚えてなくて………

 

 

 

これは素戔嗚さんの『口借り』ではない。

素戔嗚さんなら、私の普段の口調で『口借り』をしてるはずだから。

それなのにたった二言で、嫌な感じではなく

むしろ柔らかな空気に一変させるとか……もしかして

 

 

 

 

素「うんそう。それもお前の『魂』の特性。」

 

 

私「うはマジでまたマリっぺさんの言った通りなのかよ(; ̄Д)

三人四脚て、こういう意味だったの??」

 

 

 

 

 

……………これが井伊直政の交渉術……………

井伊家の家系も恐らく何らかの、スピ的な能力を持つ家系だとは思ってたけど

一瞬で場の空気を和らげるとか、凄い。

そら和睦交渉も成立するし

数々の交渉役を任されるわけだわ

…………井伊直政の本気を見た。

一番槍を取ろうとする戦での立ち回りからは想像出来ない、

なんて物腰の柔らかい口調なんだろう………

普段の早口との差(汗)

 

 

 

 

その場は直政さんが綺麗に纏めてくださったものの、

その後予約その他で二人見えられる事が確定していたため

終わったタイミングで食事を摂る事にしたのですが。

そのお客様の、血も涙も無い発言に何も言えなかった事が悔しくて悔しくて、

泣きながらお昼ご飯を食べていた私。

 

 

 

 

 

私「………素戔嗚さんも直政さんもごめんね、ありがとね。

……未熟でホントごめん。だけどあたし、

死者を冒涜する人はどうしても許せなくて……

あの人、人を何だと思ってるんだろう。

何で、命懸けで戦った人達の事をあんな風に言えるんだろう。

あたしらが今こうやって好きな事をやってられるのも

過去に沢山の人達が命懸けで戦ってきてくれたから、でしょー?

今自分が平和に生きていられるのが当たり前だとでも思ってんのかな。

 

 

 

…………感謝の気持ちも弔う気持ちも無いとか、あり得ない!

そもそも、天皇に対しても家臣に対しても死者の霊に対しても失礼だわ!!

天皇が、『国民は天皇のために命を捧げてはダメだ。

それは家臣がやるから、国民は死んじゃいかん』なんて事言うワケないでしょ!

 

 

 

『そのための家臣だし、家臣は天皇のために死ぬのが当たり前なんだから。

国民が減っちゃ天皇天皇の意味が無くなるし、国民は死んじゃいかん。』

………なんて事も言わんでしょ!

そもそも家臣だって国民でしょーが。

あの人(お客様)にとって、家臣は国民じゃないわけ!?

 

 

 

言わんとする所は解らんでもないけど、

天皇にしてみれば誰にも死んで欲しくはないんじゃないのかな。やむなしの戦だよね?

だのに、『家臣はそのため(死ぬため)にいる』とかふざけんな!

人の命を何だと思ってるんだよ!!!

…………これらの事が、何も言えなくてごめんね直政さん………でも助かったよ。」

 

 

 

井「あき殿一人がそう思ってくれるだけで有り難いでござるよ。

されど、武士というのはそういうものでござる。

主君のために命を張るのが士分(武士の務め)なり。」

 

 

 

私「イヤ確かにそうなんだけど、己の起業の地固めも出来ない、腹も括れない、

足場が固まってもいないのにもう海外進出の事を考えてるような人に

あんな事言われたくはないでしょ…………あたし、悔しい。」

 

 

 

井「素戔嗚殿も仰せの通り、現代の者の認識は概ねああであろう。

戦が無い世の中では是非もなし。」

 

 

 

素「………そもそもな、腹も括れないようなヤツの言う事なんざ放っとけ。」

 

 

 

私「………………………………………

ごめん。あたし直政さんの事ちょっとナメてたかも。

あの交渉術はマジで凄いわ……だけどその『記憶』は、

あたしにもあるってことなんだよね?

……突きがかり戦法からは想像出来ない、見事な交渉術だったわ……。」

 

 

 

井「ははは!(笑)あき殿がそこを思い出すまでは拙者が助太刀するでござるよ。」

 

 

 

私「素戔嗚さん。先週のアレは、そのための

(直政さんとの)『統合』だったって事だよね……?」

 

 

 

素「……それ以外に何があるんだよ(汗)

オマエ、俺とだって始めは『統合』の旅に出てただろーが。」

 

 

 

私「一年ぐらいかけてね。とりあえずの『締め』は、

日御碕(ひのみさき)神社だったんでしょ?」

 

 

 

素「………………………………………

『とりあえず』だから、また今度津島神社に行くんだろ。(; ̄Д)

 

 

 

井「拙者、忠吉(義理の息子さん)が寄贈したという本殿を一度拝見したく候。」

 

 

 

私「……………あたしの『統合』はまだ全然終わってないのかぁ……………

……忠吉さんが寄贈した本殿に、『素盞嗚さん』が祀られてるとは思いもしなかったけど

あたしほんと『スサノオノミコト』と井伊家とはご縁が深いんだねぇ……

やっぱ生粋の、武神の魂なんだあたし。」

 

 

 

 

 

こんなやり取りをした後、違うお客様からの思わぬメッセに励まされたおかげで

すっかりいつも通りの自分を取り戻した私、

ご予約のお客様とのセッションに挑んだのですが………

何とココでもマリっぺさんの立てたフラグが勃発し、

私の読み通りの京都とマリっぺさんの立てたフラグ(津島神社)の

両方の回収が確定してしまいました(汗)

ナニその偶然(゚Д゚;)

 

 

 

 

 

年内は無理そうなので、

年明けて落ち着いたらフラグ回収に行こうと思います

……………確かに、何をどう捉え何を思うかは個人の自由なんだけど

私は死者を冒涜するような人にはなりたくない、と

強く思わざるを得ない出来事だったのでありました。