つぶやき

某所で神託をしています。

一泊二日・その③

ご祈祷の時間になったため、本殿の中へ入る。

………結構寒いな……素戔嗚さんの指示通りの服装でも

吹きっさらしなもんだからか、若干冷えるわ。てか少な!!(汗)

 

コロナの関係なのかよく解らんけど

初年度なんてモロ年末だったにも関わらず、

席は三列くらい埋まってたのに………

五人くらいしか居ないし(; ̄Д)

 

 

 

そんな事を考えていたら、ご祈祷開始の太鼓の音が。

…………えーと…………いま素戔嗚さんは…………

 

 

 

 

 

 

素「キタキタキタぁっ!!(笑)

大神達が続々集まってきたぞ!()

あっははは!やっぱ『本来の領域』はイイな!!」

 

 

 

井「あき殿、素戔嗚殿の様子がおかしいでござる。」

 

 

 

私「……………!直政さんの聞き取りがスムーズだわ(・・;)

そっか、一時的とはいえ素戔嗚さん達が本来居る場所とほぼ同じになるんだっけ

あ、えーと………てか素戔嗚さんやっぱりそこに居るのね(汗)

素戔嗚さん、ご祈祷の時はいつもこーやってハイテンションになる神様だから

コレいつも通りっちゃいつも通りだよ。」

 

 

 

 

 

 

………あ、カムイちゃん達帰ってった………みんなありがとね。

この一年は特に、何も大した事出来なかったし

不甲斐ない所ばっか晒しててホンッッッットごめん。

契約してるとはいえ、一年間一緒に居てくれてありがとうね。

 

 

 

ご祈祷が始まり、祝詞を挙げる神職さん。

……いつもこの人なんだよなぁ……安心するわ〜。

この人イケボだし、落ち着いてて結構好きだったりするんだけど

ここの社務所の人らって接客の仕方がマチマチだから

ご祈祷の時はこの人以外だと正直抵抗あるかも(汗)

 

 

 

……通常なら玉串奉納の時に大神様が付いてくるんだけど……

コロナで色々と簡略化されたもんだから

二礼二拍一礼の後に付いてくるんだよね。

…………………………………………

………………………………………

あ、あの人の眷属すご(汗)

小っちゃくてもドーベルマンみたいなんが付いてきてる。

………あたしの方は、今年はどうなるんだろう………

 

 

 

自分の番が回ってきたのでお賽銭を入れ、ご挨拶をする。

次の人がつかえちゃうからご挨拶も簡略化して、っと…………

でも玉串奉納の手順で緊張してた事を考えると

奉納が無くなったのはあたし的にだいぶ助かるかな^^;

イザナギさん、イザナミさん、すいません(汗)

 

 

 

 

 

色々と醜態を晒しつつ席まで戻った所でようやく事態を把握。

 

 

 

……………………………!??(汗)

例年通りカムイちゃんとコハクちゃんが来てくれたものの……

カムイちゃんもコハクちゃんもデカ!!!

え?あたしと同じくらいの大きさになってない??(゚Д゚;)

ちょっと待てよ。その前に、今年は一体何柱来てくれたのかを把握しんと。

えーと、えーーーっと……………

 

 

 

 

 

 

素「おい!それはご祈祷が全部終わってからにしろ!

てか神職の話はちゃんと聞け!!(汗)」

 

 

 

私「あ、ごめん。…………………………

 

 

 

 

 

 

神職さんからのお話を聞いた時、

『その裏側にあるもの』を察知したために

色んな事が腑に落ちてしまった私………

なるほど。だから素戔嗚さんは神職の話はちゃんと聞けって言ったのか。納得(汗)

………もしかしてコレが、ウチに来てくれる眷属が多い理由だったりするのかな………

 

 

 

神職さんの話の『裏側にあったもの』を横目に新しいお札を受け取り、木箱にしまう。

………毎年こういう人がいるんだけど今年は酷いなぁ………

受付でも酷い一家がいたんだけど、そんな感覚でご祈祷を捉えるとか勿体ない。

一体何のためにこういう所に来てるのか。

……ちったぁウチの旦那見習えよ!(怒)

 

 

 

 

 

 

忠「あき殿はユッキー殿の事を恨んではおらぬのだな

恨むどころか尊敬の意を表するとは。」

 

 

 

井「あき殿のユッキー殿に対する想いは素戔嗚殿に対するそれと同じである。

……?あき殿、何処へ参られるのでござるか?」

 

 

 

私「御仮屋。最後にそこで『一年間お借りします』ってご挨拶して終了だよ。

眷属拝借は一応、ココまでがセットなんだけど

ネットで調べればいくらでも出てくるのに、知らない人のが多いんだよね。

……………………………………………

さっきお借りした組の中で、こっちに向かってんのはあたし一人だけかぁ

昨年は他にも二組ぐらいいたのにな。」

 

 

 

井「そこに参らないとお借り出来ないのでござるか?」

 

 

 

私「いや?さっき見てたでしょ。二礼二拍一礼の後、眷属が付いてったの。

あっちはイザナギさんとイザナミさんだけど、こっちは大神様のトップなんだよ。

だから別に来なくてもイイっちゃイイんだけど一応ね。

大神様にしてみれば大事なお仲間を預けるわけだからさぁ。

……特にあたしなんて無茶しちゃうもんだから眷属の事が心配かなぁと思って(;)

 

 

 

素「解ってんならちったぁ自重しろ!!(; ̄Д)

…………直政同様、無邪気なのは構わんのだが…………

お前の場合は直政よかヒデぇぞ。(汗)」

 

 

 

井「かたじけない(汗)」

 

 

 

忠「いかにも。……主は若い頃の直政と瓜二つでござる。」

 

 

 

私「わわわ、ごめんね!?(TдT)

直政さんは何も悪くないからね!??

あ、ご挨拶するからちょっと黙ってて。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………………………………………

昨年の行いのせいなのかな………

今年はカムイちゃんとコハクちゃんだけしか感知出来ない。

さっきご祈祷でみんなが帰ってった時、

ラムカちゃんが成長してたのを見てちょっと安心はしたけど

この一年、自分の事ばっかで神様方は全般的にほったらかしになっちゃってたからなぁ。

ホントみんなごめんね(泣)

コハクちゃんが来てくれただけでも有り難いか…………………………って、!??

 

 

 

 

 

 

私「………コハクちゃんがいない………(゚Д゚;)

拝礼の後、確かに気配はあったのに…………

 

 

 

素「………ご祈祷が終わった途端にコレかよ。(´д)

ホント人型でないものを捉えるのは苦手なんだな……ヘタクソか!

お前はちゃんと感知出来るヤツだから俺ぁ何も言わねぇぞ。

気になるなら自力で感知するんだな。」

 

 

 

私「……今年は二柱だけって事でしょ?

あたし昨年の一年間は自分の事にいっぱいいっぱいだったし、

それで呆れて眷属が減ったって事なんじゃないの?」

 

 

 

素「だったらラムカが成長するわけねぇだろが(; ̄Д)

カムイとコハクだってお前がハッキリ認識出来るほどデカくなったのは解ってんだろ?

初年度の倍以上成長してんのに、まだそんな事言ってんのかよ。

…………とりあえずこの後に備えて腹ごしらえをしろ。

オマエ今日はまだ、まともな飯は食ってねぇだろが。」

 

 

 

私「あー!うん、流石にお腹空いた!!

いつもの食堂でご飯はちゃんと食べるけど、

だからって今回はわらじカツ全部は食えん(汗)」

 

 

 

 

 

そんなわけで、回る所は全部回り食堂へ。

…………………!参拝客、多っっ!!(゚Д゚;)

ナニ!?あたしが御仮屋行ってる間にめっちゃ人が増えてんだけど!!

昨年同様、一番良い時にご祈祷を終えたのかな……てかコロナなのに結構ヒト多いぞ(汗)

食堂も、今の所はガラ空きで助かるけど

もしかして食べ終わる頃にはいっぱいになったりするのかな。

 

 

 

しっかり食べるとはいえココのわらじカツはボリューム満点なため

今回はお蕎麦をいただく事にしたのですが。

食券を買って渡し、待っている間にも

どうしても今年の眷属の数が気になったため

どこかにメッセージがないか写真を見直してたのですが

この食券、何か色々とおかしくない??

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は1117日なのに、1115日になってるし

時間も11:07なのに11:12になってる………

…………………………………………………

!!ははぁ…………コレは明らかに素戔嗚さんからのヒントだな。

………?………確かにいつも通り、四柱+新人なの!?

………………………………………

いや、そんなはずは………………………

うーむ………ちと、蕎麦が来るまで自分でも探ってみるか。

 

 

 

…………………………………………

………………………………………

やべぇ、ハマった!?

カムイちゃん達が戻ってきた時の『配置』しか出てこない。

と、その両脇に一体ずつ。

 

 

 

つまり、カムイちゃんとコハクちゃんが左右にもう固定でいて

真後ろに新人(おい)が一体、

を挟むように左に一体と右に一体。

……………いやぁ、そんなワケないよねぇ…………だけど、

1121は、巴ヨモギ神威コハク+新人でも並びと一致するし

カムイ(私)コハク(旦那)子供達+新人で考えても一致するんだよ…………(汗)

 

 

 

 

 

 

私「……………うわぁ!!足元で何か小っこいのがじゃれてる!!!(TдT)

これ、ラムカちゃんの時と同じだまた研修のお犬様が来たって事!??(汗)

てか白!てかちっちゃ!!ヨークシャーテリアみたいなんが居るーー!!

あ、ゾワゾワがなくなった。」

 

 

 

 

 

ネットからお借りしました。↑こんな感じです。

 

 

 

 

素「ははは!ちゃんと感知出来るじゃねぇか。(笑)」

 

 

 

私「……でも、コハクちゃんは早々にいなくなったし

巴ちゃんとヨモギちゃんに関しては気配すら感知出来なかったんだけど??」

 

 

 

素「そりゃそうだろ。それぞれ、主(あるじ)の所へ向かってったからな。

今ココにいるのはカムイと、お察しの通り研修員だ(笑)

解ったんなら、とっとと新人に名前を付けてやれよ。」

 

 

 

私「解った!貴方の名前は虎松だよ。

あたしかなりのポンコツだけど(汗)、一年間よろしくね虎松。」

 

 

 

一同「早っっ!(汗)」

 

 

 

素「ぶはははは!!!(爆)

『虎松』か。………後でどーなっても知らねぇぞ?(笑)」

 

 

 

井「……拙者の幼名でござるか……(汗)」

 

 

 

私「だって他に思いつかなかったんだもん。

人斬り兵部(ひょうぶ)とか、赤鬼とかの方が良かった?

でも、あたしの車が既に『井伊の赤鬼号』だから

虎松か人斬り兵部の二択しかなかったんだよ。

呼びやすいし覚えやすいから虎松で決まり!(笑)」

 

 

 

忠「鬼なのか犬なのか狼なのか虎なのか、よく解らぬでござるな。」

 

 

 

私「今はまだお犬様だけど、ちゃんと大神様になるよ^^

………あ、お蕎麦来たーーー!!いっただっきまぁーーーす!!てか椎茸すご!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

忠「美味!美味でござる!」

 

 

 

井「拙者たちの時代と変わらぬ味付けでござるな。」

 

 

 

私「え、そうなの??確かにココのつゆは独特だよねぇ。……椎茸ウマ!(笑)

うわーーー、沁みる(TдT)  何かようやく落ち着いたわー……

てかまだ11時台かホテルのチェックイン時間は17時からだし

時間が余っちゃったなぁ、どうしよう。

 

 

 

素「これなら高崎城跡地に行けるな。」

 

 

 

私「Σ(゜゜)あんた今の話聞いてた??(汗)

あたし今『ようやく落ち着いたわ』っつったよね??

今から群馬とか行けるワケないでしょがーー!!!」

 

 

 

素「そうは言うけど、オマエあと五時間半もどーやって時間潰す気だよ?」

 

 

 

私「それは確かにそうなんだけど…………

往復の事を考えると、多分高崎城跡地ぐらいまでしか行けないでしょ。」

 

 

 

素「そこまで行くなら箕輪城跡地にも寄れるだろ。

んでホテルに戻りゃ、いい頃合いになるんじゃねぇの?」

 

 

 

私「明日行けばいいじゃん(; ̄Д)

元々明日行く予定なわけだし。

つーか、あたし群馬行って埼玉戻ってまた群馬行くワケ??二度手間じゃん!」

 

 

 

素「それくらいの時間はあるだろ。

そんなに言うなら、この後のお前のプランを聞かせろよ。(笑)」

 

 

 

私「…………のーぷらん…………(~_~;)

 

 

 

素「なら決まりだな。食い終えたら高崎城に行くぞ。」

 

 

 

私「ウッソ、マジかーーー!!」

 

 

 

 

 

 

……………という事で余った時間を潰すため、

当初の予定には無かった高崎城跡地まで行く事に