10分ほどであっさり到着。
………………………………………
え、何だココ。高崎城よか酷い気がする(汗)
何かもう面影もクソもないし
ココ、榊原康政さんよか何だかよう解らんおじさんの方が全面に押し出されてるし
ワケの解らん建物はあるしで
高崎城以上に落ち着かんのだけど…てかコレ誰??
諷「角野卓造じゃね?」(←田山さんスミマセン)
何か芸能人にこんな人いるよねぇ………誰だっけ?
よう解らんけど写真撮っとこう。
………館林城跡地なんだったら、せめて康政さんの像を立ててよ…。
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……………………………………
跡っていう跡はコレだけか。
お城やその周りは康政さんが大改修したって聞いてるけど
それってココでの、一番の功労のはずなのに何だか寂しいなぁ。
康政さんめっちゃ頑張ってんのに
同じ没地点でも彦根市とは扱いに差があり過ぎじゃない?
………何か高崎城よか善導寺の方が
(観光地としては)推奨されてたのがよく解る気がする。
康政さんではなく、その後の人達の方が全面に押し出されてる感が否めない…
私「……………素戔嗚さん。もう帰る。」
素「何だ、ココはもういいのか?」
私「色々とハラ立つからもう最後に信玄さんの所に行く。
墓所と為朝神社に行ってりゃ、いい時間に家に着くでしょうし。」
素「…そうか。ならしばらく長旅になるから
どっか途中でしっかり腹ごしらえしてから向かうんだぞ。」
私「……………………………」
車に乗り込んだ後Google先生で
武田信玄の墓所があるという恵林寺(えりんじ)を検索し、セットする。
……三時間か……まぁそうだよね。群馬ー埼玉ー山梨と移動するわけだから。
ふぅ〜〜〜……何か色んな事に釈然としないけど、とりあえずは呼ばれてるっぽいから
信玄さんにご挨拶をして気持ち切り替えるか。
この時は全く気付いてなかったのですが
実は私、ちゃんと館林城本丸跡地でナビもGoogle先生もセットしたはずなのに
実際は館林第二資料館がセットされていたらしく(でもナビはそこが館林城跡地)
館林城跡地は跡地なものの、田山花袋(たやまかたい)さんがメインとなっている
旧居や資料館の方に足を踏み入れたようで…………そら釈然としないわ(-_-;)
田山さんホントすみません。
そんな事とはつゆ知らず、今度は館林城跡地から恵林寺に向けて出発。
しばらく順調に走っていたのですが途中で道選択を失敗し、
見事に工事渋滞に大ハマりしてしまいました…
ココのロスは非常に痛く、それを取り返そうとしても
渋滞を抜けた先々で対向二車線の所を40キロぐらいで走る車に次々と遭遇。(泣)
コレ信玄さんから嫌がられてるのかな;;と感じた私、
埼玉から山梨へ抜ける途中でもう断念して家に帰る事にし
再度Google先生をセットし直そうと車を端に停めてみたら…
わ、ヤコブの梯子が出てる…
…………………………待てよ、これ忠勝さんの時と同じじゃね?
て事は信玄さん別に嫌がってるワケでもないって事…?
でも、これまで走ってきた感じだと明らかに天からの時間調整が入ってるのは確かだし…
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………………………………………………
場所的には丁度帰り道だし、とりあえずいつもの道の駅に着いた時間で考えるか。
そんなこんなで、その場所から1時間40分ほどが経過した所で恵林寺に到着。
………これ日没までには間に合わないから今回の為朝神社は断念するか………
縁があるならまた行く事になるだろうし。
……そもそも、あたしそこには呼ばれてない気もするんだよね……(汗)←ビンゴ
さて、今回の旅の締めで最後に信玄さんにご挨拶しに行くか!
………しかし、当たり前なのかもしれませんが墓所の位置が解らず
境内のあちこちを探し回ってみるも結局探し出す事は出来ませんでした。
……これ、やっぱり信玄さんからは嫌がられてたんじゃないのかなぁ……
なんて凹んでいた所で境内の掃除をしていたお婆ちゃん方を発見。
掃除してるって事は、墓所の位置も知ってるんじゃ!?
私「すみませーん!ちょっとお伺いしたいんですが、
信玄さんの墓所がある位置を教えていただきたいんですけど何処にあるか解ります?」
お婆ちゃんA「信玄さんの、なに??」
私「ああ、えっと…………この場所です。」
私はネットに掲載されていた写真をそのお婆ちゃんに見せてみたのですが…
お婆ちゃんA「…こりゃ、何処だ??」
お婆ちゃんB「………??あんた、これ何処にあるか知っとる?」
お爺ちゃん「これ、アレだわ。中じゃねぇのか。ホラ、あの」
お婆ちゃんB「あーー、アレか!(お年寄りあるある:アレで話が通用する)
こりゃねぇ、時期じゃないと入れんよ。でもココまでなら入れるから。」
私「えー!そうなんですね…解りました、ありがとうございます!!
………ちなみにココ、入り口はどちらになります?^^;」
お婆ちゃんA「そこ、そっち行って歩いたら左の方に入り口あるよ。」
私「あーなるほど解りました。丁寧にありがとうございました!^^」
館林城跡地に続き、私の調べ方が超甘かった第二弾。(汗)
一応あるにはあったのですが安土城跡地における摠見寺(そうけんじ)同様、
常時出入り出来る場所ではなかったため
とりあえず武田不動尊にだけでもご挨拶しておこうと思い、
拝観料を払って中に入る事にしました。
私が行きたかった所は赤丸の場所、
お婆ちゃん達は青丸の場所におられました。
本堂でご挨拶をした後庭園を堪能し、いよいよ武田不動尊がある方へと進む。
………!うは、写真撮影NGなのか(汗)
※そんなわけでご本尊様のお写真はありません。
……うわ凄!センサーに反応してご本尊様側の照明が着くんだ。
凄い…………コレ何かちゃんと信玄さん来そうな雰囲気だなぁ……………
早速お賽銭を入れご挨拶をする。
名を名乗った瞬間、甲冑を着た信玄さんの画が飛び込んできた。……うお、マジか!(汗)
ちょっと違うけどこんな感じ
武田信玄さん(以下・武)「此度はよくぞ参られた。
…………ワッハッハ!!井伊直政、今生ではおなごか。(笑)」
私「ハイ!おなごの方が自由に動ける故、今世では女子として生きておりまする。
……………………えっと…………………あの当時、
赤備え部隊を引き継がせていただいた事に対するお礼を言いに来たのと
此度は信玄様のお力をお借りしたくてココに参った次第でございます。」
?!!うは、またか。
あたしお礼と弔いだけのつもりでココ来たのに最後の一言なんで出た!??
武「主は今生で何を成し遂げようとしておるのじゃ?」
私「あ………えっと………」
どうしよう(汗)
とはいえ、口に出しちゃったもんはしょーがないし
正直、今は色んな意味でも借りれるもんなら猫の手でも借りたいくらいだから
ダメ元でちょっと交渉してみよう……(←)
私「あの頃とは違う形で世の中を変えようと思っております。
今は占い師として、私が戦国時代に打ち捨てた方々への詫びと
その当時お世話になった方々への恩返しの意味を込めて活動しております。
その傍らで、自分に出来る事は出来る限りやろうと思い
数珠を作って販売したり次世代育成などにも手を付けてる次第でございます。
……しかしながら、」
武「『数珠』か。ははは!成程。…して、続きは?」
私「…………………………?
あ、えっと…………………………………
しかしながら、今世での私はあの当時と違い力も何も持ち合わせてはおりません。
ただ神様方の通訳が出来るというスキル一本のみで活動している故、
私には皆さま方の助けが必要なのでございます。
非力なただのババアを、助けてやってはいただけないでしょうか………」
武「占い師…………現代では巫(かんなぎ)を占い師と申すのか。
ははは!良かろう。ならば必要な時に呼ぶが良い。」
私「えっ、マジで!??…ありがとうございます!!(T□T)」
武「その代わり、『現代のもの』『面白いもの』を我にたんと見せよ。良いな?」
私「ハイっっ!!」
素「………んもう、ホントはあきのアホさ加減が見たくて見たくてたまらなかったくせに…。
まぁいっか。…サンキュ、信玄。」
私「え!嘘だ(ll゚д゚)」
素「まぁでも一番の理由はやっぱお前が直政の生まれ変わりで、
戦国時代とは違う形で世の中を変えようとしてるって所かな。
……敵方だったとはいえ、お前にゃ忠勝や康政がくっ付いてる上
直政に関しては自分の配下が現代でも過去世でも受け継いでるわけだから
信玄だって色んな意味で、そら気になるだろうよ。(笑)」
私「…………!??ちょっと待って!(ll゚д゚)
いま『康政』っつったよね!?
『直政』じゃなくて『康政』??あたしの聞き違い??」
素「ぶはははは!やっぱ気付いてなかったわコイツ。(笑)
善導寺からずっと付いてきてるぜ。」
私「マジか!Σ( ̄Д ̄lll)
イヤ全然気付かなかったし…。」
素「タダでさえ時間の関係で焦ってた所に、
工事渋滞にハマって一気にそこがピークになったからな。
俺らの話もロクに聞き取れてなかっただろ、お前。」
私「そういえばそうかも………。」
康「鐘楼の事といい(←)、直政と忠勝が
『あき殿にくっ付いてると退屈しないでござる^^』
と申しておった故………主が良ければ拙者もお供して良いか?」
私「……………………………………( ̄▽ ̄;)
あたしゃ見せ物か!(汗)てかもうくっ付いてきてるし。
イヤくっ付いて貰えるのは非常に有り難いから別にいいんだけど、
あたしロクなもん見せらんないと思うよ……??orz」
康「ココへの、道中での主の運転は中々に痛快であった。(笑)
あき殿、宜しくお頼み申す。」
私「うわあぁぁ!!(TдT)
絶対工事渋滞の事とか(←ナビを無視して渋滞ハマった)
恵林寺の入り口が解らなくて彷徨ってた(←ナビが無茶言うので散々突っ込んでた)
時の事とかでしょ!!
ナビにツッコミ入れまくるド怪しい女でごめんね!」
康「主は神や我らのみならず、ナビとやらとも話が出来る奇特な人間でござるな^^」
素「ぶはははは!!コイツ色んな意味でもナビとは大の仲良しだぞ。(爆)
しょっちゅう『おちょくられてる』しな。(第二資料館の件などが最近特に急増・汗)
片側三車線の道路を逆走しろって言われたり
断崖絶壁を車で走って登れとか指示されたり。(≧∀≦)」
私「うわあぁん、過去の黒歴史ほじくり返さんで!(TдT)
……………話は後にして、とっとと帰るよ!!」
一同「御意(笑)」
しかしこの後、流石にこんだけ『連れ』が増えると道中がえらい事に(汗)
私「素戔嗚さん。………今回の旅は、最後の恵林寺も含めて
全部素戔嗚さん達の采配だったんでしょ?
て事は多分、あたしの為朝神社は今回必要なかったって事なんだよね?」
素「お前にゃ一生縁がねぇ所だから安心しろ。
てかお前は既にその力を持ってるからな。
あれは家紀(いえのり)ちゃんだから呼ばれたんだよ。
…気になるんなら帰ってから為朝について調べるんだな。その理由が解るから。」
井「……如何にも。あき殿には必要無いでござる。」
康「家紀ちゃん、とは誰ぞ?」
井「拙者もよくは知らぬが、あき殿が二度ほど話しておった様を拝見したでござる。」
忠「箕輪城で素戔嗚殿との話にも出ておったが…何者でござるか?」
私「えーと…………とりあえず◯◯の経営者だよ。でも、あたしのお客さんでもある。
リーディングと数珠の、………!
ねぇ素戔嗚さん。そういえば信玄さんが『数珠か』って笑ってたのは何で??」
素「本人に直接聞いてみたら?(笑)」
私「………?」
武「ぶはははは!!これは愉快!主は無意識でそれを生業としておるのか!!(笑)
まこと曲者じゃのう。この期に及んで未だ解せぬとは。」
私「………え………イヤ、あたしパワーストーンが好きなもんだから…。
何かマズかった??」
武「いや大いに結構!!(笑)」
私「じゃあ、何で笑ったんだよー(TдT)」
武「いずれ解る故、わしは何も語らぬぞ。」
私「やーーんもぉ、教えてーー!!」
忠「………………………(汗)」←これでもこの時は意味が解りませんでした。
康「あき殿は鈍いのか鋭いのかよく解らぬ人でござるな…。」
素「ははは!お前ら武将どもにイイ事教えてやるよ。
そーいうのを現代では『ド天然』って言うんだぜ(笑)」
一同「成程、相わかった!」
私「違ーーーーう!!『相わかった!』じゃねぇよ(泣)
もお、素戔嗚さん変な事教えんでーーー」
忠「あき殿はまこと、泣いたり笑ったり怒ったりと忙しいおなごでござるな…」
その後もギャーギャー騒ぎながら無事帰宅する事が出来たのですが。
帰ってからは私が気になってた走行距離数44777地点の場所と
為朝さんの事についてちょっと調べてみる事にしました。
この辺り
…………………………………………
………………………………………
これ、もしかして…………………………
だからあたしの守護神は素戔嗚さんで、
小さな頃から神功皇后やら応仁天皇やらが祀られてる所とはやたらご縁があった、
というよりかはほぼ強制的に出入りさせられてたって事!?
だから44777、なのか…………神功皇后に関してだけ言うなら
あの人戦にも出てたし神託もしてた人なわけで……
だから『今この状況』で『44777』、なのか…納得だわ。
『神との約束を忘れるな』って事なのね。……心得た!
さて、次は為朝さんについてだけど…………
…………………………………………………
うは(汗)確かに家紀ちゃんにはこの力が必要だけどあたしには必要ないかも。(~_~;)
…………………それで武田神社ではなく、為朝神社だったのか……………
順序としては確かにこちらが先だよなぁ。
これが無くちゃその他が全く成立しなくなるし。…さすが家康さんと信玄さんだわ。
つーか天の采配、怖っっ!
あたしはあたしで、色んな意味でも確かに信玄さんの力を借りないと
ココから先がキツくなるだろうし…………
とりあえず今は徳川三傑と信玄さんのお力をお借りしつつ、
まずはそれらを習得する事に集中しようと思いました。
………素戔嗚さんの言ってた通り、こういう事って
ホント『順序』と『タイミング』なんだなぁ。
しかしこの時の『44777』には、更なる深い意味があった事を
この数日後に知る事となりました………。