つぶやき

某所で神託をしています。

年一の報告日。

毎年恒例の、事任八幡宮

わたし基本的に一度行った神社にはあまり行かない人なんですけど。

この事任八幡宮は遠いにも関わらず、何故だか再び行きたくなるのと

色んな流れから毎年報告に行く事になってしまったのとで

年末のこの時期には、初年度の『意宣り(いのり・宣言)』についての

経過報告に行くのですが…………

 

 

 

素戔嗚さんや道真さんなど『馴染みの神様』以外で

私が初めて言葉を聞き取れた神様だったせいなのか、

自分の中でもココはちょっと思い入れが強かったりするんですよね。

何せココへの参拝後、すぐ近くの道の駅では鈍感な私にでも解るような

『人生の転機だよ』というメッセージまで送ってもらったわけですし。

 

 

 

 

コレです。

 

 

 

そしてそのまた近くには私がずっと行きたかった

井伊家の恩人・新野左馬之助親矩(にいのさまのすけちかのり)さんの墓所もあったため

今年の事任八幡宮での報告時にはココにも行こうと決めてたんですけど。

………そうなると当然(私の中では)、池宮神社に行くか否かとなるワケで………

 

 

 

 

 

私「うーん………今から行くとなると日没までに間に合うかどうか

行きだけ高速使っても多分、池宮はギリギリになるんだよなぁ………どうしようね?」

 

 

 

素「池宮には時間があったら寄る、くらいでイイだろ。

メインは事任八幡宮と左馬武神社なんだし。」

 

 

 

私「…………そうするかな…………でも、どうせ掛川まで行くなら

池宮にも行っときたい気もするし。」

 

 

 

素「じゃあオマエの好きにしろ。」

 

 

 

 

 

池宮神社には前回の生誕地巡り同様、

どうしても外せない二ヶ所をとりあえず回ってから決める事にいたしました。

………というわけで、行きだけ高速に。

 

 

 

 

 

忠「おおお、速い!『高速道路』とやらはやはり痛快でござるな(笑)。」

 

 

 

素「………行こうと思えば、高速使って国内の殆どの場所に行けるからな。^^;

 

 

 

康「ははは!恐ろしい勢いで景色が流れておるでござる!!(笑)」

 

 

 

武「あの時代にこの乗り物があれば出立(しゅったつ)も楽であったのに………

 

 

 

井「されど、ユッキー殿の運転はこれよりも速いのであろう?」

 

 

 

私「………旦那はスピード狂だからね。(^^;;

でも高速くらいだよ。一般道は事故が怖くてスピード狂じゃなくなったし。」

 

 

 

素「ユッキーの高速での運転は正直危な過ぎだから

こっちはヒヤヒヤするけどな(; ̄Д)

まぁ、高速なんてよっぽど使わねぇから

一般道で安全運転になっただけマシだと思うが。

つーかアイツ免停喰らっても凝りねぇからその後痛い目見てんだけどな。」

 

 

 

私「………………………^^;

申し訳ないけど、それはあたしもずっと思ってた(汗)

いつか痛い目見るんだろーなぁとは思ってたけど、

最後の事故は後遺症が残ったのもあって流石に懲りたみたいだけど。」

 

 

 

井「『めんてい』とは何でござるか?」

 

 

 

私「『この期間は車に乗っちゃダメですよ』っていう謹慎期間って言やイイのかな

事故とか違反とかしたら処罰の対象になるんだよ。

あの人スピード違反で一発免停喰らったんだけど、

その後も色々と危ない運転しててさ。

 

 

 

一番最後の事故は玉突き事故で巻き添え喰らっただけだから旦那は悪くないんだけど、

その時に死んでてもおかしくはなかったんだよねぇ…………

あたしはムチウチで済んで良かったって思ってんだけどさ。

ヘタすりゃ首の骨折れてたと思う(; ̄ェ ̄)」

 

 

 

忠「『むちうち』、とは?」

 

 

 

私「首の捻挫。………首の付け根には今でもアザが残ってるし調子が悪いと痛むらしいよ。」

 

 

 

康「首の捻挫(ll゚д゚)

 

 

 

私「首に、元々力が加わってる方向とは別な方向から強い力が加わる事で

神経とか血管とかを痛めちゃう怪我の事だよ。

重力は常に下にかかってるでしょ?そこに横からの衝撃が加わったというか何というか

 

 

 

井「打ち身とは違うでござるか?」

 

 

 

私「打ち身ってのは物が直接そこにぶつかって出来るものでしょ?

捻挫は、えーと………………………

 

 

 

素「……腕や手首など、動かせる範囲を超えて急に動かすと痛みや腫れが出るだろ。

それが首で起きるだけの話なんだが

 

 

 

武将チーム「なるほど、相わかった!」

 

 

 

私「何で!??Σ(゚д゚;)

 

 

 

素「……………………………………(汗)

コイツら武将なんだから『武』で説明した方が早いだろ。」

 

 

 

私「うは、なるほど………くっそ〜〜、語彙力(泣)」

 

 

 

素「ははは!お前もまだまだだな。(笑)

そういう時は、相手が安易に想像出来そうな例を出すようにするといい。」

 

 

 

私「そっか〜〜…………あ(汗)

この人達あたしの念も拾えるんだから『画』で送れば良かったのか。」

 

 

 

素「ははは!それもアリだな。

だがオマエお客さんにはそういう時絵を描いて説明してるだろ。

時と場合によって使い分ければいいだけの話だ。」

 

 

 

私「………勉強になりま〜す…………(T ^ T)

 

 

 

 

 

思わぬ所で己の未熟さを思い知らされた私ではあるのですが

ヘタに滝行とか苦行とかやるよか日常生活をきっちり過ごしてる方が、

よっぽど勉強になるんだなぁと改めて思ってしまいました。

……………しかし、これが後の伏線だったとはつゆ知らず……………(汗)

事任八幡宮に着く前に、私はこの事をすっかり忘れてしまったのでありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

私「………………………………………

素戔嗚さん、あの人……

昨年の、龍神とお話が出来るっていうお爺さんだよね?

軽く挨拶しといた方がイイのかなぁ………でも、あたしの事なんて覚えてないよね(汗)」

 

 

 

素「お前が話したきゃ話しかければイイと思うが、

あのオッサン話なげぇから左馬武(さまたけ)神社も池宮も行く時間が無くなるぞ。」

 

 

 

私「………………………………………

そういやそうだねぇ……ただ、あの人のおかげで

あたしも諷も昨年のあの事故渋滞に巻き込まれずに済んだもんだからさ

………こっから『ありがとう^^』の念を送っとこう。」

 

 

 

素「ちょ………不審者(笑)

今日のお前のメインはココと左馬武神社だからなぁ

まぁ、また機会があれば会えるから大丈夫。」

 

 

 

私「でも元気そうで良かった!ちょっと安心したよ^^」

 

 

 

井「……………………それはあの者の事でござるか?」

 

 

 

私「うんそう。」

 

 

 

忠「何!?あの者があき殿のような能力を持っておるとな??」

 

 

 

私「…………………………………(;)

あたし言わんかったっけ………皆ホントは持ってる、ってさ。

別にあたしだけの特権ってわけじゃなくて

条件さえ整えば誰にでも話は出来るんだよ

ただあの人は、あの歳の割にノイズが少ない方ではあるから素直に凄いと思うし

珍しくもあるけどね。……若い頃はさぞかし苦労したんだろうなぁ……

 

 

 

 

 

 

………昭和の教育には染まらなかったお爺さん。

今とは違って周りからの風当たりが強かったと思うのですが

それでも己の感受性を否定せず、あの歳まで大切に守り抜いた事を思うと励みになります。

あたしも頑張るぞ!(笑)

 

 

 

 

 

素「お前はまず体を休める事を頑張れよ。(; ̄Д)

………そこへの挨拶が終わったらいよいよだな。

昨年と違ってお前の状態がちとよろしくないから、

無理せずお前のペースで登るんだぞ?」

 

 

 

私「だねぇ。んじゃこの後『ふくのかみ』取りに一旦社務所戻るね。」

 

 

 

井「………?ココで終いではないでござるか?」

 

 

 

私「いやコレ前哨戦みたいなもんだから。(笑)本番はこっからだよ(^^;;

 

 

 

 

 

社務所へ戻り、『ふくのかみ』と称した不織布を一枚貰う。

その後は歩道橋を渡って奥の院へ。

 

 

 

 

 

 

………………………今日は報告も兼ねて、

新たな『お願い』をするつもりで来たんだよ……………

それだけはもう絶対に譲りたくないから、

今日はまず鳥居をくぐったらその事だけを考えよう

 

 

 

 

 

素「お前……………ッ!」

 

 

 

私「素戔嗚さんが何を言おうがあたしの気持ちは変わんないよ。

もうココくぐるから、みんな話しかけないでね。」

 

 

 

井「…………………??」

 

 

 

素「……ここは『鳥居をくぐってから出るまでの間、そこで思った事が全部叶う』

っていう場所なんだよ。実際、コイツの『願い』は四年連続・全部叶ってるんだ。

だから今年も何かしら『意宣り(いのり)』はするだろうと思ってたが

今回は『この世の原理』を知ってる故の『意宣り』だから、タチ悪りぃぞ…………

 

 

 

康「『意宣り』とは何ぞ?」

 

 

 

素「『意』を『宣(の)る』。…………『願いを宣言する』って事なんだが、

要は叶えたい事を『言霊の力を使って』『宇宙にオーダーする』事を言うんだわ。

『神域』で『自分の明確な望みを投げる』わけだから、こっちにゃ届きやすいんだよ。

……………しかも普通の人はそれを他者に投げるから『受理されない』内容になるんだが

全て『自分に対する事』だから受理されやすいんだわ………この、バカヤロウが!!(怒)」

 

 

 

忠「??己に対して、なら良き事ではないのか?」

 

 

 

素「……………!お前らはあきの念ではなく

言葉を先に拾うから気付かなかったのか………。」

 

 

 

康「??あき殿は何を願おうとしておるのでござるか?」

 

 

 

素「………………………………………

………………………お前らちょっと、あきを頼む。」

 

 

 

井「!?(ll゚д゚) ……相承知致した!」

 

 

 

 

 

……………………………………………

話が筒抜けなのはこっちも一緒なんだよ。

素戔嗚さんは阻止したいんだろうけど多分『受理』自体はされるから、

いくら『素戔嗚さん』でも今回は無理だと思うんだけどなぁ…………

さて。そんなワケだから、こっからはもうそれだけしか口にしないぞ!

 

 

 

 

 

康「あき殿、ソレでコレ(笑)を登るのであるか?」

 

 

 

私「コレあると楽なんだよ(笑)てかもう神域内だからあたしの事は放っといてね。」

 

 

 

康「心得た。………………直政??」

 

 

 

井「……………………

 

 

 

 

 

 

どうしても叶えたい事だけを考えて登るため

結局は武将チームも私の願いを知る事にはなるのですが、

神域に入ってしまえばこっちのモノなので

私はただひたすら『自分の願い』をブツブツ口に出しながら

272段ある階段を登りきったのですが。

…………!一つだけ激しく垂(しで)が揺れてる…………

己等乃麻知比売命さん、報告来るのを待ってたのか(゚Д゚;)

いま人がいないからゆっくりお話出来るし……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

己等乃麻知比売命(コトノマチヒメ・以下:己)「………久しぶりであるな。」

 

 

 

私「己等乃麻知比売命さん、こんにちは。

毎年恒例の経過報告に来ました。

……とりあえず現況はこんな感じになっちゃいましたけど……(;)

 

 

 

己「えらく大所帯になったのだな………(汗)

では初年度、お前が何故『ココに来る事になったか』はもう解ったという事だな?」

 

 

 

私「………やっぱそういう事だったんだ……

そう。だから『それついで』で申し訳ないんだけど

ここに来るまでブツブツ口にしてきた、あたしの願い事を叶えて欲しいの。

だからって仕事の手は抜かないし仕事も辞めないから。

………お願いだよぅ………コレだけでいいから、あたしの願いを叶えて!」

 

 

 

己「………………………なるほど、考えたな。

素戔嗚が動くわけだ。(笑)

……………………………………………………

…………………………………………………

………………………………………………

確認のために問うておくが、確かに『コレ』だけで良いのだな?」

 

 

 

私「そう、そこだけでイイんだよ!!…………やっぱダメ??」

 

 

 

井「あき殿!それを願うてはならぬ!!」

 

 

 

私「黙ってて、って言ったでしょ!!

今あたしは己等乃麻知比売命さんと話をしてるんだよ!

苦情は後からいくらでも聞くから今は口を挟まないで!!」

 

 

 

己「……直政。まぁそこで黙って見ておるが良い。

それは可能と言えば可能ではあるが、お前が望む形で叶うとは限らないし

神議(かむはか)りの対象となる故ココで即答する事は出来ぬ。

それでも良いというのであれば、その願いは持ち帰る事にしよう。」

 

 

 

私「……………だよね。これまでとは違って簡単な事ではないわけだし。

こっちだって一筋縄で行くとは思ってないから大丈夫。

………ただ………それも『現状』を見れば解って貰えるのかなって思ってさ。

そもそも、あたしをそこに行き着かせたのは神様方の方でしょ?

あんな解りやすいメッセージを死ぬほど送りつけて釘刺したんだったら、

それくらいやってくれたってイイじゃん。」

 

 

 

己「ははは!初めて会うた時とは見違えるように強くなったな。(笑)

では、お前が『ココに来る前に受け取ったメッセージ』を実行するが良い。

………再度確認するが、それで後悔はせぬか?」

 

 

 

私「『ココに来る前に受け取ったメッセージ』………??

とりあえず後悔はしない!いや、するかもしれないけどそれでも受け入れる!!

………イヤやっぱしないかな………あたしにとってはそれって光栄な事だし。」

 

 

 

己「………………だそうだぞ、素戔嗚。

では最後に『決意表明の証』として、それらを願いながら石を磨くと良い。

それから、その願いは誰かに口外した時点で破棄とするが、それでも良いか?」

 

 

 

私「解った!己等乃麻知比売命さん、ありがとう。」

 

 

 

 

 

 

私の願いが叶えてもらえるのかどうかは解らないのですが、

とりあえずは言われた通り三つ石を磨いてその場を去りました。

鳥居付近まで階段を降りた時、ようやく後ろの方々が話しかけてきたのですが。

 

 

 

 

 

忠「あき殿、主は何と大それた事を願うか。」

 

 

 

康「主には『こちら』で釘を刺したであろう!!」

 

 

 

武「………いや、それ程あき殿にとっては大切なのであろうげに、主の言動は読めぬ。

 

 

 

井「あき殿!」

 

 

 

私「…………………………直政!!」

 

 

 

 

 

今回の願いの意図を、直政さんに向け思いっきり送りつけてみたのですが………

 

 

 

 

 

井「………………………………………………

…………………………なるほど、そうであるのか……………………相承知致した。」

 

 

 

素「……あきよ。お前のハラは解った。

だが………………お前は自分が『ココ』だけしか望まなかった事を解ってんだろうな?(ニヤリ)」

 

 

 

私「………うん。それなら願いが通りやすいと思って。」

 

 

 

素「ホンッッットお前は型破りだな!(笑)

上手い事『抜け道』まで用意しやがって………

しかも俺らのお膳立てまで逆手に取るとはやるじゃねぇか。

おバカのお前が、ちったぁアタマが使えるようになったか。(爆)

直政が得たものを自分の能力と掛け合わせて更に使いこなしやがって。

ははは!……その願いが早いトコ叶うといいな。」

 

 

 

私「………………………………………

そう上手くはいかないぞ、って事ね?それならそれで別にいいよ。

いつかはちゃんと叶うって事なんだろうし。

時間が無くなっちゃうから、もう新野左馬之助さんのトコ行くね。」

 

 

 

素「今からなら池宮にも行けるから大丈夫だ。くれぐれも焦るなよ?」

 

 

 

私「はーい。」

 

 

 

 

 

今回は竜神社には寄らず、左馬武神社へと向かう。

Google先生が抜け道を案内してくれたのですが…………

ココでまたお約束?の、『ナビにおちょくられる病』発動。(汗)

無駄に『左に一周回ってから右折する』というナゾのルート案内をされ

何も考えずその通りに走ってしまった私、

素戔嗚さん達からは大爆笑されてしまいました

ナビにネタを求めてるわけでもないのに、

何で毎回こうどっかでネタが入るんだろう(泣)