つぶやき

某所で神託をしています。

墓所にて。

解読がまともに出来ない状態での墓参りに若干の不安を覚えつつ、浄土寺に到着。

………わーお、何か忠勝さんらしいお寺だなぁ………

何というか無駄に飾らないというか、質素というか……

あたしが毎月出店させてもらってる

前田利家ゆかりのお寺さんよかこじんまりしてるけど、

あたしこういう所も好きだなぁ。広いと何処行っていいのか解らなくなるし。(^^;;

てかギリ日没前に到着して助かったかも(汗)

 

 

 

 

 

私「忠勝さん、こんにちは。◯◯(本名)と申します。

戦国時代は大変お世話になりました。」

井「忠勝殿、井伊直政でござる!戦国時代は大変世話になり申した!」

 

ほぼ同時でした

 

 

 

素「………お前ら、仲良いな………(;)

 

 

 

私「うは直政さんも同じ事考えてたのかよ……(^_^;)

てか、忠勝さん来ないね……!??(汗)」

 

 

 

 

 

急に風が吹いてきた………コレって、もしや

 

 

 

 

 

素「忠勝ならそこに居るぞ(д)

井「忠勝殿ならもう参ったでござるよ」

 

 

 

私「え、ウソ(汗)………どこ!??」

 

 

 

忠「直政か!久方ぶりじゃのう。

……………………………………??

お主、女子に転生したでござるか?」

 

 

 

井「左様。この者が我が魂を持つ者でござる。」

 

 

 

私「!??どこ??(やべぇ、姿が捉えられん)」

 

 

 

素「このどアホぅ!!焦りと固定観念を捨てろ!!!(; ̄Д)

んもぅ……一旦頭を空っぽにしろ!リセットだ、リセット!!」

 

 

 

私「そうだった(汗)

ごめん。素戔嗚さん、ありがと!」

 

 

 

忠「………なんと!お主、我ら(目に見えない存在、というニュアンスでした)と

会話が出来るでござるか!?」

 

 

 

私「あ………えーと、えーと…………(滝汗)

ハイ、ラグはあるけど何とか解読は出来ます………

 

 

 

忠「ふーーむ……して其方、名は?」

 

 

 

井「先ほど名乗っておったのだが、忠勝殿は聞いてなかったでござるか…(;)

あき、と申すでござるよ。」

 

 

 

私「わわわ、直政さんごめん!私◯◯(本名)と申します。

………すいません。わたくし、今世ではタダの占い師でございます………。」

 

 

 

忠「『占い師』とは何ぞや??」

 

 

 

井「あき殿の場合は、現代における巫女のようなものでござる。」

 

 

 

私「…………その実、占い師とは名ばかりの、カウンセラーをやってます…………(怯)」

 

 

 

忠「『かうんせらー』?とは何ぞ。」

 

 

 

私「……基本的には、お悩み相談係と言いますか

様々な悩みを抱えた人の苦が取り除けるよう神さま方の智慧を授かって、

それをお伝えする事でその方達が

少しでも楽になるようなお手伝いをしております……

 

 

 

……………………………………………

…………………………………………

………………………………………

戦国時代、私が討ち捨てた方々への『詫び』を

今世ではこの仕事を通して『生かす』という形でお返ししております!

『詫び』を返すその手段も様々で、

先程もその一環として彦根城へと足を運んできた所でございます!!

 

 

 

………何が何でも、今世ではその『詫び』を返す くらいの心持ちではありますが

わたくし今世では何の力も権力も無い、タダの非力なババアであります故

一人では何も成し遂げる事が出来ないのでございます!

不躾ながら、徳川四天王最強武将と呼ばれる本多平八郎様のお力をお借りしたく

本日ココにご挨拶に参りました!

一介の占い師風情が無礼を承知で申しますが、

わたくしにそのお力をお貸しいただきとうございます!!」めっちゃ早口

 

 

 

 

 

うお、ナニ口走ってんだ?あたし(汗)

どこでスイッチ入っちゃってんの!!

つーか直政さんはともかく、偉人さんに対して今多分スゲェ失礼な事言ってるよね……(; ̄Д)

 

 

 

 

 

忠「……ぶははははは!!!(爆)

まさに女子版、直政でござるなお主は!!!

紛(まご)うことなき直政の魂見たり(笑)

して、その対価として主は何を差し出すでござるか?」

 

 

 

井「………忠勝殿!」

 

 

 

素「直政、口を挟むな。」

 

 

 

 

 

対価………??あー、そっか。これって『契約』になるんだ。

……………対価か……………あたしは一体何を差し出せばいいんだろう。

あたしは、何を差し出せる??

……………………………………………………?

………………………待てよ、直政さんの時は何も言われなかったよねぇ………

直政さんは同じ魂だから対価は求めなかったって事か?

………………………………………………

…………………えーと、えーと………………

あれ?イヤ違う。あの時たしかに、何か言われた!

直政さん、あの時何て言って付いてきてくれたんだっけ……………

 

 

 

 

 

 

 

私「貴方達が見た事の無い『現代の物』や、あたしの『経験』、

現代の美味しい食べ物や楽しい事とかの『共有』でどお!??」

 

 

 

井「……………………(・_・;

 

 

 

素「……………………(ニヤリ)」

 

 

 

忠「ワハハハハ!!これは愉快(笑)

直政の魂というだけで充分だ、力を貸そう。

主にくっついておれば飽きる事なし。」

 

 

 

私「あ、ごめん。あたし極端だからたまに退屈するかもだけど(汗)」

 

 

 

忠「フハハハハハ!!(笑)バカ正直なヤツじゃのう。

して、拙者は如何様にすれば良いのか?」

 

 

 

私「護衛。……と、忠勝さんの人脈かなぁ。

この仕事やってるとね、下心満載の人が近寄ってきたりとか

悪意たっぷりの人が善人ヅラして近寄ってきたりとかで

事あるごとに『そっち側』に引っ張ろうとしてくるんだよ。

何か知らんけどあたし同業からの嫉妬とかもあるもんだから、

そーいう人らが『必要以上に近寄ってきたとき』蹴散らして欲しいのね。(TдT)

 

 

 

んで多分いま、直政さんが

井伊家に関連する人達とのご縁を繋いでくれてる所なんだろーけど

あたしの『詫び』の手段………野望を達成させるにはまだまだ色んな人達の支援が必要で。

無理のない範囲で全然構わないから、本多家に関する人達とのご縁を繋いで欲しいです。

……ブスデブ非力なババアから、んな事頼まれても気乗りはしないかもだけど……(汗)」

 

 

 

忠・井「『ぶす』『でぶ』とは??(汗)」

 

 

 

素「醜女で太っちょ、っていう意味だよ(; ̄Д)……てかお前なぁ……。(汗)」

 

 

 

私「うわーーん、悲しくなるからあんまソコ言わんで〜(TдT)

 

 

 

忠「…………………………………ゴホン。

とにかく、その話承知仕った。

では、宜しく頼むぞあき殿!」

 

 

 

私「ホント!?ありがとう忠勝さん!!(泣)

………宜しくお願いします。」

 

 

 

素「コイツ直政と一緒で、…………イヤ直政よかタチ悪りぃな…………(; ̄ェ ̄)

相当向こうみずだからヨロシクな、忠勝。」

 

 

 

忠「……なんと、直政より向こうみずでござるのか!?この女人が??(汗)」

 

 

 

井「…………………………(;)

あき殿は拙者より無鉄砲でござるよ。」

 

 

 

素「まぁすぐに解るぞ(Д;)

 

 

 

私「ちょ、昔ほどヤンチャじゃなくなったしぃーーー!!

変な事吹き込まんでよ!!(TдT)

改めまして、よろしくね忠勝さん。じゃ、行くよ!」

 

 

 

 

 

更に一人?心強い護衛が付いてくれたのはイイんだけど………

あたし挨拶だけのつもりだったのに何であんな事口走ったかやぁ(汗)

まぁいっか。護衛してくれる人は一人でも多い方がイイし。

………なんて思ってたのですが………

忠勝さんが予想外に話しかけてくるので解読が大変になり、集中力が更に散漫にorz

 

 

 

 

 

 

忠「おおお!速い!速いでござる!!

あき殿、これが現代の馬でござるか!??」

 

 

 

私「うーーん……ちょっと違うけど、これがあたしの移動手段なのは確かだよ(;)

 

 

 

忠「直政!お主はもうこれに乗ったでござるか!??」

 

運転したのか?というような事を聞いておられました。

 

 

 

井「……あき殿に部分憑依させてもらって、少しばかり^^;

 

 

 

忠「なんと!お主は依代の役割も果たせるでござるか!!」

 

 

 

私「部分憑依くらいなら現代人は皆やってるよ(汗)

自覚無い人の方が圧倒的に多いけど。

でも基本は、素戔嗚さんがたまにあたしの口借りをするぐらい、かな?」

 

 

 

忠「されど、意識は保ったままであろう?」

 

 

 

素「………基本的にはな。だが、意識を失うギリギリの所まで憑依するなんて事は稀だ。」

 

 

 

私「…………………素戔嗚さん、守護神なだけあって

あたしに関する事の加減はハラ立つくらい絶妙なんだよ〜(^^;;

 

 

 

素「当たり前だ!そうでなきゃ守護神なんぞ務まらんだろ(; ̄Д)

……って、おい!!一本道だからって手を離すな、手を!!

水飲みたいなら停まってからにしろ!!!(汗)」

 

 

 

井「あき殿、危ないでござる!!」

 

 

 

私「……………ん?」

 

 

 

 

 

 

対向車が凄いスピードでこちら側の車線に入ってきたのですが、

何故かスローモーションに見えたため私は減速するだけで済んだんですけど。

 

 

 

 

 

 

私「………危ね!こんな所でそんな追い越し方するとかド危ねえヤツだなぁ………

あ、直政さん教えてくれてありがとう。

おかげであの車がスローモーションに見えたわ(笑)」

 

 

 

井「笑い事ではないでござる!!あき殿、疲労で集中力が低下してるでござるよ!!」

 

 

 

忠「直政は心配症でござるな。まぁ、あれでは致し方ないが

 

 

 

素「オイあき。お前ちょっとどっかのコンビニで車停めて仮眠しろ。

今日は明日の事考えて眠眠打破は飲んでねぇからかまた意識が飛びかけてるぞ。」

 

 

 

私「………忠勝さんが騒いでくれてるから大丈夫だよ^^;

 

 

 

忠「ややや!??あき殿、コンビニとは何でござるか?」

 

 

 

素・井「24時間営業してる店の事でござる」

 

 

 

忠「なんと、寝ずの番をしておるでござるか!!店の者は寝ずとも達者でござるのか!?(・・;)」

 

 

 

私「………ぶははははは!!んなわきゃないじゃん(笑)

忠勝さん、ありがと。今ので一気に目が覚めたわ〜〜。

いよぉし、とっとと帰るわよーーー!!」

 

 

 

井「あき殿!無理は禁物でござる!!

そもそもあき殿はあのフィッシュバーガー以降、

食わず眠らずで稼働しておるではないか!!

こまめな休息はちゃんと取るでござるよ!!」

 

 

 

私「イヤだ!今なんか食べたら絶対眠くなって居眠り運転しちゃうから

名古屋抜けるまでは何処にも寄らないし、

そんなんだったらハラ空かしてる方がマシだよ!

てか、仮眠してる間にラッシュに遭遇しちゃうし。そっちの方がダルいわ。」

 

 

 

素「オマエ名古屋抜けたら、って

バイパス乗るから途中で寄るトコ何もなくなるじゃねぇか!」

 

 

 

私「道の駅が途中にあるじゃん。」

 

 

 

素「このバカ!こないだ(顕彰式の時)みたいに

バイパスの途中で眠くなったらどーすんだよ!事故るだろ!!」

 

 

 

井「あき殿!したらば、何も食さずとも良いが仮眠は取るでござる!!」

 

 

 

私「……………………こんな所でくたばるならそれまでだわ!

この世に未練は無いけど、あたしゃまだくたばるワケにはいかないんだよ!

てか、あたしがそう簡単にくたばるタマか!!ヽ(#`Д´)ノ」

 

 

 

忠「…………………………(゚Д゚;)

お主はホンに、おなご版直政だのう……。(汗)」

 

 

 

私「お褒めに預かり光栄です♪」

 

 

 

素「……………このドアホぅが!!こんな所で簡単にくたばるなよ?」

 

 

 

井「あき殿!!」

 

 

 

素「無駄だ直政。コイツがこう言う時は、俺らが何を言っても聞かねぇよ。

逆に言うなら、俺らは『あたしがスムーズに家に帰れるよう

あんたら道を開けるサポートをしなさいよ』って言われてるってこった。

しょーがねぇなぁ………ウチの姫はホンッット我儘なんだから

俺が道を開けるから、あきがヤバそうだったらお前代わりに運転しろ。」

 

 

 

井「拙者があき殿に完全憑依するでござるか!??(ll゚д゚)

 

 

 

素「ヤバくなったら、だよ。どうせ憑依するなら同じ魂の方が体を動かしやすいからな。

指示は出すから安心しろ。」

 

 

 

井「……心得た。」

 

 

 

私「へぇーーー!!( ゚Д゚)

素戔嗚さんが憑依してもあんま疲れないのはそういう事だったんだ。

………それでも、多少の頭痛はするけどね。」

 

 

 

素「お前この間関ヶ原で寄り道した時、何なく部分憑依で曲がってっただろーが

あと、創のラケット途中で受け取るのも忘れんなよ?

つーかこっちの気も知らんと、呑気に運転しやがって

 

 

 

私「あはは!こーいう時は素戔嗚さんたち信頼してるから大丈夫。^^

てかやっぱアレってそうだったんだね(汗)

そういや、ラケット取りに行かにゃならんのをすっかり忘れてた!」

 

 

 

素「全くもう………今日取りに行かんと、明日・明後日と創がラケット無くて困るだろ

 

 

 

井・忠「………………………………………

………素戔嗚殿も苦労するでござるな……。」

 

 

 

 

 

 

帰りでは一番混むはずの所が結構空いてたため、

途中でラケットを受け取っても割と早めに帰宅する事が出来ました。

…が、ゆっくりする暇も無く今度は明日・明後日の旅行準備の最終チェック。

 

 

 

 

 

私「素戔嗚さん。明日のご祈祷中の服装、タートルネックにジャケットだけでイイよね?」

 

 

 

素「それじゃソッコー凍え死ぬからカーディガンでも買いに行くんだな。(д)

それからジャケットは普通の物ではなく、ダウンを持ってけ。」

 

 

 

私「ハァ!??ご祈祷は日中だよ??(゚Д゚;)

ダウンとかカーディガンとか、大袈裟じゃない??」

 

 

 

素「アホか!オマエ三峯が何処にあるか知ってんだろが!!!

山の上だから麓と違ってクソ冷えるんだわ。

ご祈祷中に凍死したくなきゃヒートテックの上からタートルネック着て、

その上にカーディガン着てダウンを羽織るんだな。」

 

 

 

私「………暑かった時用の上着を持っていきたいんだけど………ダメ??^^;

 

 

 

素「なら、上着はダウンとパーカーと薄手のコートを持っていけ。

明後日はともかく、明日の三峯は絶っっっ対にダウンが要るから持ってけよ!??」

 

 

 

私「んもぅ、解ったよ。明後日の館林はパーカーかコートでイケるって事ね?」

 

 

 

素「明後日オマエが着る予定の服は厚手だからな。ヘタすりゃ暑いくらいかも。」

 

 

 

私「マジか………でも一応、寒かった時用にヒートテック持ってってもいい?」

 

 

 

素「絶対要らん(めちゃくちゃ強調)と思うが心配なら持ってくといい。

……お前、ほんと俺の言う事は信じねーんだな……(;)

 

 

 

井「あき殿は難儀な方でござるね…(・・;)

 

 

 

 

 

 

素戔嗚さんに言われた通りこの後カーディガンを買いに行き、

顕彰式の時の反省を踏まえ、この日は早めに就寝。

翌朝は3時起きで、4時には出発する事にしました。