つぶやき

某所で神託をしています。

一泊二日・その①

毎年恒例の三峯神社

昨年は12月上旬に眷属拝借をしたため、

本当は次週に泊まりがけで行く予定だったのですが

次週の木曜日はセッション依頼が入ったのでやむを得ず一週間前倒しする事に。

………一応、3時過ぎに起きるは起きたものの

 

 

 

 

 

 

 

私「素戔嗚さん、直政さん、おはよう。

………眠い………。正直もうちょっと寝たいんだけど

向こう着いてから駐車場入るまでにどれくらい足止めされるか解んないから、

ボチボチ支度して出んとマズいなぁ………でもアタマがすっきりしないしどうしよう………

 

 

 

素「毎年5時に出て丁度いいんだから、もうちょい寝ればいいだろ。」

 

 

 

井「あき殿、もう少し休んだ方が良いのではござらぬか?」

 

 

 

私「イヤだ。前回も着いたのは早かったのに駐車場入るまでが長かったから

もうちょい早めに着くようにしときたいんだよ……

今回は行くの一人だけだし、ちょいちょい休憩取る事になると思うし。」

 

 

 

素「………………………………………

じゃあ、とりあえずシャワー浴びてこいよ。

今回は高速使っても最低4時間はかかる所に行くんだから

そのまんまの状態じゃ危なくてしょーがねぇ。」

 

 

 

井「カムイ殿は期限付きの眷属でござるか。」

 

 

 

私「うんそう。…………カムイちゃんだけは一旦お返ししても毎年来てくれるから

実質専属みたいなものだけどね。

他のコ達は………今年はどうなるのかなぁ。

毎年、イザナギさん達が善意で付かせてくれてたみたいだけど

 

 

 

素「………さぁな。俺ぁカムイさえ居れば何でもいいけど。(笑)」

 

カムイちゃんは素戔嗚さんが厳選した大神様です

 

 

 

 

お借りしたカムイちゃんのイメージ画像

 

 

 

 

素戔嗚さんに言われ、目を覚ます意味でも

とりあえずシャワーを浴びる事にしたのですが……寒っっ!(汗)

わーお、素戔嗚さんが言ってた通りダウン着てかんとコレ厳しいかも嘘やん(; ̄Д)

 

 

 

 

 

 

素「車があったまるまではダウン羽織って、

暖房が効いてきたらすぐ脱げるようにするといい。

眠気が吹っ飛ぶくらい、お前にゃ寒いかも(笑)」

 

 

 

私「……………………………(;)

年中上半身ハダカの神様に言われても説得力無い気がする………。」

 

 

 

井「……ははは!(笑)それもそうでござるな。」

 

 

 

素「そりゃ、完全にお前のイメージだから俺の知ったこっちゃねぇよ!(; ̄Д)

………とっととシャワー浴びて支度しろ!!(汗)」

 

 

 

 

毎度お馴染み、私に見えてる素戔嗚さんの姿はコチラ。

 

 

 

 

前日、素戔嗚さんに言われた通り

ヒートテックタートルネックカーディガンダウンジャケットと着ても車内は寒く

結局、高速を半分過ぎるくらいまでダウンジャケットは着たままでした。(汗)

が、やはり寝不足が祟ってるのか半分過ぎた辺りでトイレ休憩をしても

私の頭はスッキリせず半分寝てるような状態に……

 

 

 

 

 

 

私「まだ一時間半ぐらいしか経ってないのに、だいぶキツくなってきたんだけど……

まだ残り三時間くらい運転しなきゃならんのだよね?

一昨年までは交代で、去年に関しては旦那が全部運転してくれたもんだから

全工程を自分一人で済ませるのは今回が初めてなんだけど…………しんど!!

……まぁでも、旦那はこれを文句も言わずにやってくれてたんだよね……

申し訳ない事してたなぁ。ごめんね、旦那。」

 

 

 

忠「……………………

然様(そういえば)、お主の婿殿は如何いたした?」

 

 

 

井「………忠勝殿!!(汗)」

 

 

 

私「イイよ直政さん、教えてあげて。」

 

 

 

素「お前からそこの記憶を抜き取る方が早えぇだろ。……そこだけ抜くぞ?」

 

 

 

私「うん、いいよー。そっちの方が早いから助かるわ。お願いね。」

 

 

 

 

 

 

……下腹部が温かくなる。うん、素戔嗚さん達はいつもこうだよねぇ。

でもコレ、抜かれてる内容はともかくあたしは好きかも。

 

 

 

 

 

忠「……………………なんと!!

各々、仰天極まりないでござるな……お主、

おなごの身でありながら恐怖心というものは無かったでござるか?

主の伴侶が転生後の康政というだけでもたまげるのに康政の頃の癖が出でもしたか。」

 

 

 

私「そりゃーあたし直政さんの魂だからねぇ^^;

あたしはあたしで多分、直政さんの部分を引っ張り出したんだと思う。

……旦那が創を吹っ飛ばした時、頭の中で何かが切り替わった感があって

腹の底から物凄い勢いで力が湧いてきたんだよ………

『あたしのどっからこんな力が出てくるの!?』って思いながら

旦那を力ずくで押さえ込んでた。」

 

 

 

忠「拙者が問うてるのはその後の事ぞ!」

 

 

 

私「イヤ怖かったよ?だけど、それを強く思うと体が動かなくなると思って

そこは考えず、創に窓から屋根をつたって逃げろって指示したんだよ。

最悪、自分が死ぬ事もあり得るとは思ってた。

つーか小学生の頃から親の修羅場を経験してたし

ウチの爺さんは小学生の女の子相手に包丁を突き付けるような親だったから

ある意味慣れっこだよ。」

 

 

 

忠「おなごに、しかも伴侶に刃物を突き付けるとは何事じゃ!!

武士たるものがそれは名折れに他ならんぞ!!」

 

 

 

素「忠勝、忠勝。あきの親父もユッキーもいま武士じゃねぇから(^^;;

 

 

 

忠「素戔嗚殿はその一部始終を拝見なさったでござるか!?」

 

 

 

素「……………うん、見てた。事情も発端も全部知ってる。

俺はあきが死なない事は解ってたが、コイツはそんな事知らねぇから

時間稼ぎをした後コイツには指示を出した。

……あれは、コイツらが別居する事になんのは確定してたから

ある意味オレら神の中では想定内の事であり、必要だった事でもあり、

逆に言うならそれ以外の方法は無かったんだわ。」

 

 

 

私「そうなんだよね〜^^;

何となくこうなる事は薄々感じてたんだけど

一体どうやってこの状況になるのかが当時は全く見当もつかなくて。

あの事件が起きた時、警察に保護されてから気付いたんだよ。

………コレが原因で別々になるのか、って……

 

 

 

素「一応、その他のルート自体はあったんだけどな。

ユッキーが他人に助けを求められなかった時点でもうこうするしかなかったんだわ。

お前も諷(ふう)も創も限界だったし

お前に関して言うなら、せっかく分離寸前から回復したのに

また後戻りになりそうだったわけで……

 

 

 

忠「分離、とは?」

 

 

 

素「文字通り、心身が分離する事。ヒトの心身が分離すると

無気力、無関心になって何に対しても心が動かなくなる。

様々な犯罪を引き起こしたり人を殺したりするケースもあって、

内に向くか外に向くかで殺人事件になるか自殺になるかが大きく変わる。

…………コイツは内に向くタイプ、ユッキーは外に向くタイプ。」

 

 

 

忠「直政、転生後の康政と会うた事は?」

 

 

 

井「………………………………………

………………………………………

一度だけ、ほんのいっときだけ拝見したでござる。

………顔も声も康政とほぼ瓜二つであったよ。違うてたのは髪型と上背くらいでござる。

素戔嗚殿の仰る事はまことであった

あれでは、あき殿の個性を潰してしまうでござるよ。」

 

 

 

私「…………あたしの中での康政さんのイメージとはだいぶ違うんだけど………(^^;;

 

 

 

井「眼鏡とやらを外した姿は瓜二つでござる。」

 

 

 

私「マジか!(゚Д゚;)

……………あー、……………そういや旦那は眼鏡外すと別人なんだったわ……

そうなると確かにイメージ通りかも

 

 

 

素「ちなみに眼鏡を外すと、こうな。」

 

映像を見せておられました。

 

 

 

忠「ややや!そのまんまではないか!!(・・;)

 

 

 

私「………………………………………

あたしあんまそーいう事は無いんだけど、

旦那の声を初めて聞いた時は何かどっか懐かしい感じがして心地良かったんだよねぇ

直政さんから、旦那が康政さんそっくりだって言われた時

あれはそういう事だったんだ、って思った。」

 

 

 

忠「あき殿、かたじけない。辛い事を問うた。」

 

 

 

私「イヤ誰も悪くないし(汗)

ただねぇ………未だに思うし腹も立つんだけど。

『何でしんどいから助けて、のたった一言が言えないの!?』

『何でそれが全部あたしのせいになってんの!?』

『何でそもそもの問題が色々とすり替わってんの!?』

『いくらなんでも限度ってもんがあるでしょーが!!』

『自分の要求を突き付けるために子供に刃物を向けるとか、ないわ〜……ってね。」

 

 

 

忠「そうであったか………主はとことん女子版直政であるな……

しかし転生した直政と康政が伴侶になるとは…………直政と康政……………

 

 

 

井「忠勝殿!!あき殿は今おなごでござるぞ!!」

 

 

 

素「おいコラ忠勝。今ちょっと変な想像しただろ(; ̄Д)

 

 

 

私「んもう!!男ばっかだとすぐこうなるんだから!!!ヽ(#`Д´)ノ

………はぁーーー………あと三時間もこんな会話が続くのかぁ

色んな意味でも疲れてきた(汗)」

 

 

 

素「んじゃちょっと仮眠してくか?」

 

 

 

井・忠「あき殿、かたじけない(汗)」

 

 

 

私「ヤだ!頑張る!!駐車場に入るまでは安心出来ないし!」

 

 

 

素「………なら、くれぐれも安全運転で行くんだぞ。眠気は………まだ取れてねぇのか。

目が覚めるまでは法定速度で走れよ?」

 

 

 

私「あたしが『うん』って言うと思う?

遅れた分取り戻したいから、もう行くよ!?」

 

 

 

井「あき殿、無理は禁物でござる!」

 

 

 

素「………………………………………

………いや、確かに少し取り戻した方が良さそうだ。

高速にいる間は大丈夫だが降りてからがコイツにゃ鬼門になる。」

 

 

 

私「!?それってどーいう事??」

 

 

 

素「あれは流石にどうにもならんな(汗)

お前の中でのセーフティゾーンに入るまでは気ぃ抜くなよ?直政、そっちは頼んだぞ。」

 

 

 

井「え??(ll゚д゚) 心得た」

 

 

 

私「うは、武将タイムかよ(汗)」

 

 

 

道「………しばらくは私がこちらに付きます。

武将の方々では諸々の事に対処しきれないでしょうし、勝手も解らないでしょうから。」

 

 

 

私「あー、道真さん!色々頼むーーー(TдT)

 

 

 

道「………あきちゃん、しっかりしてください(汗)

運転出来るのは貴方だけなんですよ(; ̄ェ ̄)

私はいま武将さん達が現代のものに慣れるために居るようなものですから

貴方はなるべく安全運転を心がけ、

居眠りしそうだと思ったらすぐ仮眠を取るようにしてくださいね。

万が一事故でも起こしたら即、祟りますよ??」

 

 

 

私「ねーー、それ『踏まれたり蹴られたり』じゃん!!(TдT)

 

 

 

道「表現内容としては適切ですが正しくは『踏んだり蹴ったり』です。(超冷静)

私に祟られたくなかったら安全運転をすれば良いだけの話でしょ。いいですね?」

 

 

 

私「んもーー解ったよ。」

 

 

 

 

 

何気に、三峯に行く時のお約束と化してる道真さんだったりするのですが。

この安心感。()

素戔嗚さんの次にご縁が強い神様ではあるものの、

歴自体は実は私が15歳の時からなので結構長かったりするんですよね。

眷属拝借初年度はめちゃくちゃお世話になった事もあって

三峯道中の、ある一角では私が運転していなくても

必ず様子を見に来てくださるんですよ。

とりあえず一人で武将さんの相手をするのはキツいため

色んな意味でも助かりました。