つぶやき

某所で神託をしています。

一泊二日・その②

ナビに迷子にさせられる女として認識されてる私。(汗)

いつも通り三峯に行くのに素戔嗚さんがわざわざ『先』を見に行くという事は、

やっぱ何かあるのかしら………??

なんて事を思いながら高速を走っていて

ナビ通りインターから降りた所でその意味が解りました。

…………こんな場所、記憶に無い!!(ll゚д゚)

 

 

 

 

 

 

私「え……?こんなんだったっけ??ヤベぇ、記憶に無いんだけど……道が解らん(TдT)

 

 

 

道「あきちゃん、大丈夫です。道はこれで合ってますから

そのままナビ通りに走ってください。」

 

 

 

井「……?毎年三峯とやらには参拝しているのではござらぬか?」

 

 

 

道「実はあきちゃんは昨年もココを通ってはいるのですが

昨年はユッキーさんが行きも帰りも運転なさってたので記憶に無いだけです。

それにこの辺りの有料道路は年々走れる範囲が伸びてるため、

毎年来てはいるものの使うインターが毎回変わってしまうんですよ。

 

 

 

静岡ー山梨間は毎年そんな風なのですが

いつもは横に必ずユッキーさんがいらっしゃって、

ナビがセットはしてあってもユッキーさんが横で道案内をしてくださるため

あきちゃんは基本、ナビではなく

ユッキーさんの指示通りに運転するだけで良かったんです。

 

 

 

ですが今回ユッキーさんは資格試験その他で多忙を極めており、

三峯往復に割く時間が無かったため

あきちゃん一人になってしまったんですね。

それで今こういう事になってるんですよ。

あ、あきちゃんその信号は左ですから間違えないでくださいね。」

 

 

 

私「えーー!??昨年もこの道通ったとか嘘でしょ!?()

あたし昨年の行きはずっと旦那に仕事の悩みを話してて、

着くまで起きてたから全部見てたハズなのに

全然記憶に無いんだけど!……あ、ここ左だっけ。」

 

 

 

道「左です。………昨年のあの状況では道を覚えてなくても無理はないですよ。

一気に環境が変わって慣れない日常生活の中

貴方は全ての処理を、仕事しながら一人で行ったわけですからね

タダでさえスケジュールがカツカツなのに、

更に周りが予定外の用事をどんどん持ってきちゃうわけですから

時間調整が大変で、嫌気がさしてたでしょうし。

まぁそれもあと半年を切ってますから、もう少しの辛抱ですよ。」

 

 

 

私「ホントにね!(TдT)  昨年のあたしはホントよく頑張ったと思うよ。

昨年は諷も創もまだ学生だったし、

諷はバイトで創は部活でヘロヘロになってたもんだから家事は殆ど頼めなくてさ(泣)

ある意味昨年があの二人にとって一番大事な時期だったのに

間に引っ越しやら何やらまで入ってきてマジ死ぬかと思ったわ。」

 

 

 

井「………左様か………

 

 

 

道「あきちゃんが己の事よりも時間の方を優先するのはその癖なんですよ。

食べる時間も勿体ないなら道中で摂る食べ物を買う時間すら惜しいって、

あの当時はコンビニに寄るという事すらしなかったわけですから

今はこれでもコンビニに寄るようになっただけマシな方です。

トイレを限界まで我慢する癖も、そのせいなんですよ。

……ただ、トイレに行く時間すら惜しまなければ

こなせないくらいの事がのしかかってましたからね無理もないです。」

 

 

 

私「でも甲冑着てる時は用が足せない武将さん達よかマシだと思う(^^;;

…………げ、何だあれ。うは、朝の通勤ラッシュかよ(汗)

まだ7時台でしょ!?マジか……………。」

 

 

 

忠「うほぅ。何じゃあれは(゚Д゚;)

 

 

 

素「………この時代の人間の殆どが車を使う故に起きる現象だ。

あき。オマエ眠気が限界だろ。一時間でいいから、どっかで一旦仮眠しろ。

今のお前の状態で、20分くらいの渋滞はシャレにならんだろ。」

 

 

 

私「あ、素戔嗚さんお帰りー。

…………って、20分も渋滞してんの??

うは、キッツイなぁ………でも一時間の仮眠じゃ済まない気もするから

頑張ってココ抜けてから休むわ。」

 

 

 

素「お前バカか!!(汗)そしたらお前の事だから、

『スイスイ進める内に進んどこ〜っ♪』………とか言って遅れを取り戻そうとして

仮眠取らなくなるのは結局一緒だろ!(;)

いいか?眠眠打破飲んでも効かねぇってのがどういう事か解るか??

お前の体はもうそのテの物では持たねえ状態だって事だろーがよ!!」

 

 

 

私「そしたらギリギリでもいいから素戔嗚さん『持たせて』よ。」

 

 

 

素「…………………………(; ̄Д)

それに伴う頭痛は了承する、って事だな??

………んもう………こうなるだろうなとは思ってたが案の定だ(汗)

しょーがねぇなぁ………その分、ご祈祷中に補充するんだぞ?」

 

 

 

私「ごめん、頼む。とにかく三峯着くまではあたし休まないから。

……………その代わりホテルに着いたらゆっくり休むよ。」

 

 

 

 

 

渋滞中、意識が飛ぶギリギリの所まできたため

コンビニを見たら寄ろうと思ってたのですが………コンビニが無い(汗)

あ、それでさっき素戔嗚さんは『コンビニに寄れ』ではなく

『どっか寄れ』って言ってたのか………

つーかコンビニ以外どこ寄ればいいの(謎)

………ん?あれ??何か車が少なくなってきた…………少し進みやすくなった?

これなら休まなくてもイケるかも。

 

 

 

鬼門の渋滞箇所を抜け、再度高速に乗る。

……はいいけど対向二車線かぁ〜……

この車が悪いわけではないんだけど、高速でしか遅れが取り戻しにくいのになぁ

せめて80で走ってくれれば…………………って、!??(汗)

 

 

 

ふとメーターに目を向けた所、

走行距離数がもうちょいで44777になる所だったんですけど。

私のすぐ前を入ってた車のナンバーが、4777。(驚)

…………え、またコレ『上』の方々からのメッセージ??(゚Д゚;)

嘘お。ココ高速だから絶対写真が撮れんのだけど!

……とりあえず前回と同じで44777になった瞬間に地点登録で対処するか。

 

 

 

という事で44777になった瞬間ナビの地点登録を押し、終了。

直訳だと『神様と交わした約束の通り(人生計画通り)に行動してるよ』

………になるんだけど、この間の佐和山城は解るとして

何でこの辺りなんだろう?山梨だよね?ココ。

……………………???(汗)

 

 

 

 

そんな事を考えながら運転していたら、登坂車線がある場所に入ったため

4777の車を追い越し、ひたすら走る。

…………山梨かぁ…………一体、何関連のメッセージなんだろ??

全く知らない地名だったしなぁとりあえず地名だけでもチラ見しときゃ良かった。

しょーがないから、三峯着いたら地名だけでも確認しとくか。

 

 

 

この辺りでした。

 

 

 

 

高速を降りた所で見覚えのある道へと進む。

………ふぅ〜〜………ようやくココかぁ。

やっぱ予定よかだいぶ遅れてんなぁ…………いつもの所でちょっと取り戻すか……………

 

 

 

 

 

素「お前が目標としてる場所はだいぶ先だぞ。

当初の予定よか一時間遅れだが、充分だ。

着く時間も昨年とあんま変わんねーけど駐車場が空いてる分、昨年よか楽だぞ。」

 

 

 

私「えーー!??三峯には9時半頃に着くって事??

それじゃ昨年と変わんないじゃん………てか駐車場が空いてるってホント?」

 

 

 

素「…………(;)  信じねぇなら信じねぇでいいが、今ならガラ空きだから大丈夫。」

 

 

 

井「……あき殿の、素戔嗚殿への信頼ポイントが拙者にはよく解らぬ……(汗)」

 

 

 

私「予言系のものは一切信じてないよ^^;

 

 

 

素「直政、いいんだよ。それでコイツが俺の言った通りになった所を目の当たりにして

鳩が豆鉄砲喰らったような顔になんのも面白れぇし。(笑)」

 

 

 

井「………………………(汗)

素戔嗚殿は少々、悪趣味でござるな。」

 

 

 

 

 

渋滞を抜けてからはスイスイ進んだため、割と順調に三峯に着いたのですが。

………私の到着予定時刻としては大分遅れてはいたものの、

素戔嗚さんが言った通り駐車場はガラ空きで

すんなりと車を停める事が出来たため

私はすっかり拍子抜けしてしまいました。

 

 

 

 

 

 

私「…………………(-_-;)

 

 

 

素「あっははは!!だから言っただろ。

ご祈祷の時間も昨年と同じだから特に問題ねぇよな?

つーかユッキーの運転の方が断然時間が早かった事にもショックを受けるとか(笑)

ホラ、とっとと受付しねぇとまた混み始めるぞ。」

 

 

 

私「この、ドS神があぁぁぁ!!!(TдT)

くっそおぉぉ昨年は5時にこっちの家を出て、

コンビニやら何やら寄って結構休憩取ったのに

何であんま休憩取んなかったあたしと時間変わらないんだよぉぉ!!(泣)」

 

 

 

道「ユッキーさんがスピード狂だからですよ。

何せあの方、120キロがデフォの人ですからね(; ̄ェ ̄)

ささ、先に受付を済ませてからゆっくりお話しましょう。

次も来てくださるとはいえ、カムイさんにも一応ご挨拶しておかないと

 

 

 

私「あ、そうだった。…………………………

………………………………………

カムイちゃん、コハクちゃん、ヨモギちゃん、巴ちゃん、ラムカちゃん(研修?)、

一年間ありがとうございました。お世話になりました。

………ラムカちゃんは、初めて人間界の勉強をした先があたしの所でごめんね(T . T)

この一年はホンッット色々と余裕がなかったから

あんま良い思い出を提供出来なくてマジでごめん。でも今まで居てくれてありがとうね。」

 

 

 

 

 

毎度の事だけど、カムイちゃんに関してはホントお世話になってるし

色々と思い出深いものだから涙が出るわ〜

コハクちゃん達も、翌年以降は善意で来てくれてるし何気に助かってんだよね。

ラムカちゃんは人間界の勉強をするために昨年ついてきたお犬様なんだけど………

とりあえず一年間ポンコツ(私)に付いてたから

それはそれで勉強になったと思いたい……

 

 

 

受付を済ませ、待合室で待機する。

ご祈祷の時間は昨年と全く同じ時間になったのですが

その待ち時間中、武将のお二方からの質問タイムとなりました。(;)

 

 

 

 

 

 

忠「眷属というのは何柱でも拝借可能であるのか?」

 

 

 

私「イヤ一家庭につき原則一柱だけだよ。」

 

 

 

井「カムイ殿は素戔嗚殿が厳選した、と申しておったが大神様は選べるのでござるか?」

 

 

 

私「………………………………(;)

『素戔嗚さんの特権』でカムイちゃんが選ばれたってだけで、

そもそも普通の人には見えないし選びようがないでしょが(汗)」

 

 

 

素「そっ!( ̄ー ̄)  カムイは俺が選んだんだぜ〜。

今はこんなだけど、その当時も力自体は強い方だったからな。」

 

 

 

私「『今はこんなだけど』って、どういう意味!?(ll゚д゚)

 

 

 

素「あはは!………まだ人型じゃないモノは姿捉えんの下手なのか。まぁその内解るぞ。(笑)」

 

 

 

私「あたし武将さん方も微妙に姿捉えんの苦手なんだけど

その代わり、なのか何か『声』だけはめっちゃ聞き取れるんだよね。

声だけに関して言うなら、素戔嗚さんよかハッキリしてるかも。」

 

 

 

素「そりゃそうだろ。同じ人間なんだから

お前にゃ『念』よか『言葉』の方が拾いやすいだろうさ。

ただ、そのおかげで余計混乱するハメになってっから姿がブレるんだわ。」

 

 

 

私「そうなのか………てかこの人たち早口だし聞き取るのホントド大変(TдT)

 

 

 

井「なんと!ではお主はカムイ殿のフサフサ度合いを知らぬでござるか!??」

 

 

 

忠「まこと毛並みが良く、触り心地良き!」

 

 

 

私「………集中すればカムイちゃん達はちゃんと捉えられるんだよぅ(TдT)

てか初めてカムイちゃんに付いてもらった年

旦那がチェックインしてる時に素戔嗚さんが

散々ワシャワシャして、めっちゃはしゃいでたもんだから知ってるよ………

『モフモフ度合いで決めた』ともドヤ顔で言ってたし。」

 

 

 

井「されど、あき殿はいま複数の眷属を連れておる。

先程『原則一柱だけだよ』と申しておったがこれ如何に?」

 

 

 

私「そこがあたしにもよく解んないんだよねぇ…(;)

カムイちゃんを一旦お返しして、またお借りした時に

コハクちゃんが付いてきてくれたんだよ。全然気付かなかったけど。

んで更にその翌年、同じようにカムイちゃん達をお返ししたら

今度は二柱も増えちゃってて……。(しばらく気付きませんでした)

んで更にお返ししたら、その四柱+ラムカちゃんがくっ付いてきたの(汗)」

 

 

 

井「それでカムイ殿はあき殿、コハク殿はユッキー殿、

巴殿は諷(ふう)殿に、創(そう)殿にはヨモギ殿が付いておるのか。」

 

 

 

私「そうみたい(^^;;

 

 

 

素「………お前の『やる事』が増えたからな。

カムイがお前とユッキー達の両方を見んの大変そうだったから

家族の方はコハクが纏めて面倒見る事になったんだが

何せユッキーがブレ幅凄過ぎて大変なもんだから、

もうコハクをユッキー専属にして新たに眷属を付かせる事にしたんだよ。

 

 

 

それも最初は巴とヨモギが交代で諷と創に付いてたんだけど、

諷が出先でスナフ(同業)に遭遇して巴を呼んだ事をキッカケに

諷には巴が、創にはヨモギが付く事になったんだ。

巴とヨモギは力的にそう差は無いんだが、

諷は巴の方が気に入ってた分成長が進んでて

ヨモギよか力はあるもんだからそうなった。

…………やっぱ血は争えんな(笑)

アイツ(娘)『生気』が薄いヤツを瞬時に感知しやがった。」

 

 

 

忠「この世に、生気の無い人間がおるとな!??(゚Д゚;)

 

 

 

私「正しくは『生気を吸われまくってて殆ど無い人』だけどね。

エナジーヴァンパイアのお気に入りで、毎日ソイツに会ってるもんだから

あの人に生気は殆ど無いよ。

……『聖地』とは名ばかりで、実際は『エナジーヴァンパイアの溜まり場』なのにね。

そうとは知らない同業がせっせとエネルギーを運んでるのが気の毒だわ。」

 

 

 

素「………それでも、救われたと思ってる連中はいるわけだし

そういう人らにとっては癒される場でもある事は間違いない。

単に、お前とは住む世界が違うだけだ。」

 

 

 

井「住む世界が違う……?」

 

 

 

素「波長の法則だよ。傷付いてでも、現実をしっかり見ながら毎日必死に生きるヤツと

傷付くのがイヤで、現実から必死に目を背けながら毎日生きてるヤツとでは

波長が違って当然だろ。

浅瀬の魚は深海では生きられないし、深海魚は浅瀬じゃ生きられないから

当然『居心地の良い場所』も違ってくる。

その『居心地の良い場所』は、双方にとって『癒しの場である』わけだが

その『場』が同じにはならないという事は解るか?」

 

 

 

井「相(あい)承知致した。」

 

 

 

忠「武断派(体育会系)と文治派(事務系)のようなものでござるか承知。」

 

 

 

私「………まだ文治派と武断派の方が解りやすくてイイ気がするけど………^^;

あ、呼ばれた。みんな行くよ!」

 

 

 

 

 

ご祈祷の時間になったため、中へ入る。

………カムイちゃんはともかく、その他の大神様たちは

一体どれだけ戻ってきてくれるんだろう………

あの時とは状況がガラっと変わってるもんだから、

大神様たちも元通りにはならないよね

 

 

 

そんな事を考えながら本殿へと向かいました。

………うは、当然なのかもしんないけど

直政さん達も一緒に入るのか。(汗)